両親を訪問した後のことは、ほぼインスタでカバーされています。
少しだけ補足を。
父が熱を出した
1週間後に別の施設に引っ越しをする、と言っていたわけですが、その日の朝に父が熱を出しました。高熱でした。
高齢者によく聞く、誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)でした。
入ってはいけないもの(食べ物など)が、気管に入って引き起こされる肺炎です。
前の記事に書いたとおり、とろみのついたコーヒーでもむせてしまう父です。
嚥下機能がかなり低下していました。誤嚥はとにかく気を付けなくてはいけません。
緊急性はない?
病院に運ばれ、弟は医者から状況を聞いたわけですが、それほど切迫感を感じなかったと言っていました。
私は義妹さん(弟の妻)からその翌日、お土産ありがとうございましたーというなんでもないお礼のLINEをもらい、そのついでみたいな感じで
お義父さんが入院されましたが、2週間くらいで退院できるみたいです。ご心配なく😊
と聞いただけでした。
あの状態だったら、誤嚥しても仕方ないよね、と私も特に危機感なくスルーしました。
その時私は
私の帰国はその1週間後でした。
両親と会った後は、怒涛のランチラッシュで、ここぞとばかりにいろんな人とランチをしました。時間に限りがありますので、厳選に厳選を重ねた人たちです。人を選ぶとか本当におこがましいのですが、こればかりは仕方がないのです。
シアトルから日本に帰られた方々を中心に会いました。
ふだんは日本に戻って違和感を感じてもなかなか口に出せないことを、「アメリカで一緒にいた」という共通体験で話せることがたくさんあります。
この辺もいつか書きたいところです。
嫌な予感はLINEから
楽しい思い出を胸に、羽田空港で搭乗ゲートまで入り、あとは飛行機に乗るだけ、という段階で、はっと思い出して、弟夫婦に感謝のLINEを入れました。
すると義妹さんから「あとで弟さんから詳しい話があるそうです」と返ってきました。
超嫌な予感です😱
嫌な予感を引きずったまま、飛行機に乗り約9時間…
シアトルに戻ったその日の弟とのLINEのやり取りです。
「緊急ではない」は、いったいどこ情報だったのですか…
筋肉すごい
電話では、
- 酸素濃度が上がらないので抗生物質を使っている
- 筋肉がないので、痰を吐き出すことができない
- 抗生物質の効くスピードより、痰が吐き出せないことによって悪くなるスピードが速い
- 別の薬を試してみるが、それが効かないと、もう危ない
という緊迫感あるものでした。
私は弟の話を聞きながら、筋肉って私の無意識下でめちゃくちゃ働いているんだな、と余計なことを考えていました。
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