エメラルドシティでの輝かない生活

シアトル近辺でオットと息子の三人暮らし.子育てと日々の雑感.

海外生活していて困ること(14) - そしてその時

ずっと寝ちゃう

さて、父の状況を聞いた私は、とりあえずどうしようもないので、時差もあるアメリカで悶々としておりました。

父の遺言書

不謹慎と言われようがなんだろうが、弟と二人で、父が死んでしまった場合の話を始めました。父方の親戚にも連絡したり、父の遺言書ダイジェストを確認したり。

 

父は自分の調子が悪くなり始めた頃、遺言書を作りました。

(この時も怒鳴られたりして大変でした。)

原本は裁判所に持って行って封をしたので開けられませんが、父から話があった時に、ダイジェスト的なものをもらっていました。

死んだらやることリストみたいなものが最後についていました。

 

父はとにかく他人を信用しない人でした。

だから、何もかも自分でやったんだと思います。

勘違いと思い込みと時差ボケ

私は親が死んだら、「こちらの領事館で在留証明と署名証明を取らないといけない」と思い込んでいたので、領事館の予約表を眺めていました。9月まで予約が埋まっていました…ダメじゃん…

※実際には、これらの証明書類は相続する時に必要になるものであって、死んだらすぐに必要になるものではありません。

 

こんな状況でしたが、シアトルに戻ってきて、まだ二日目です。

日本の夏の暑さと長時間のフライトなどなどで疲れていた私は、いつもどおりに布団に入りました。

バカでしょうか。

いつもどおり、何の警戒もせずに、床に就いたのでした。

ご丁寧に、いつもどおり、通知を切って。

そして、その時がやってきた

起きたらLINEがこんな感じになっていました。

 

わわわわわわわわわわわ

ががががががががががが

 

 

_人人人人人人人_
> ダメだった <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

※ダメ押し

私はこの日大寝坊しまして、弟と連絡が取れたのは、日本が朝になるまで待ったので、15時くらいでした。大失態!

お葬式には出なくちゃだめよ

領事館で書類を取ってからじゃないと日本に行けないと思い込んでいた私は、お葬式には出られそうもない、とその時弟に伝えました。

…が、ふと思い立って、海外滞在中に親御さんを亡くされた方に、連絡を取ってみることにしました。そんな稀有な知り合いは、リアルにおひとり、SNS上におひとりしかいらっしゃいませんでしたが、お二人から

 

お葬式には出なくちゃだめよ!

 

と言われました。

インスタより

このお二人の助言がなかったら、私はバカみたいに、お葬式をスキップして領事館で書類を受け取った後に日本に行き、そんな書類郵送で良かったのに、とか言われて自爆するところでした。そんなバカなことにならなくて本当に良かったです。

その節はお世話になりました。

ありがとうございました。

 

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