湯灌の儀、納棺の儀を済ませまして、その翌日、いよいよ告別式です。
告別式は、実家が檀家となっているお寺の住職が、わざわざ東京から出てきてくださいました。親族のみの家族葬なので、取り立ててこれといったことはありません。
良かったら、インスタを覗いてみてください。
大事なミッション
私と弟には、告別式の前に大事な仕事がありました。
母に父が亡くなったことを知らせる
ということです。
こちらの記事で、施設を引っ越しするというところまでで、母の話は立ち消えておりました。
ちなみに、新しい施設は「住宅型有料老人ホーム」というカテゴリに入るようです。
私が上記記事で訪ねた施設は「介護付有料老人ホーム」。本来、「介護付」の方が介護レベルの高い方が入居されるので、その分料金もお高くなります。
これまでほぼ母のことは引っ越した施設にお任せして放置状態でしたが、施設の方とも相談して、父の死を知らせるとパニックを起こす可能性があることや、告別式まで父の死を忘れてしまう可能性などを考慮して、告別式の直前に知らせるのが良かろう、という話になっていました。
実際、先月母にあった時も「あら、お父さんにもお話ししなくちゃ」などと言っていたので、母の中では父が生きていると思っているフシがあります(波はあります)。
その時母は
施設の方と連絡を取り、個室に通していただいて、3人で向かい合って座りました。
落ち着いて聞いてね。お父さんが死んだんだよ。
しばし沈黙
そうだったの…(泣く)
大丈夫かなー、と思ったのも束の間、親戚が告別式に来ること、伯母(母の姉)とも電話で連絡を取ったなどの話をしているうちに、そっちの方に気を取られてしまって、父の死のことを忘れてしまっているようでした。
手厚い介護
告別式には施設長と事務長の二名が母に付き添ってくれることになっており(至れり尽くせり)、義妹さん(弟の奥さん)が買ってきてくれた礼服を渡して、式が始まる直前に来ていただくようにお願いしてきました。
母は小さい子供と同じで、すぐに疲れてしまうし集中力も持ちません。
小さい子のように走り回るようなことはないですが、すべてに介助が必要です。ひとりに対してふたりもずいぶん手厚いなーと思いましたが、実際、母の様子を見ていたら、確かにふたりは必要だと思いました。
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