日本は相変わらず暑く、ニュースでは「死亡する人が多く、火葬場がパンク状態」と言っていました。
弟に聞くと、「それは大都市だけだね。ここら辺はすぐにやってもらえたよ」とのことでした。地方で助かりました。
日本での日程
記憶があいまいで、細かいところを間違っていました。
月曜日 - シアトル出発
火曜日 - 日本着
水曜日 - 遺体安置所訪問
木曜日 - 納棺の儀(湯灌の儀)
金曜日 - 告別式
土曜日 - 東京に移動、実家片付け
日曜日 - シアトルへ
5泊7日でした。
納棺の儀
湯灌の儀も大変興味深かったのですが、納棺の儀も素晴らしかったです。
こういうことを言うのは不謹慎かもしれませんが、かなり略式化されたとはいえ、古くから伝えられてきている儀式にはそれなりに意味があります。現代では、人の死には幸いなことにそれほど出会うことがありませんので、ひとつひとつが大変興味深いのです。
今回も、iPad に書き残していたイラストメモから。
棺の中に、父が持っていた将棋関連本を入れたんだけど、葬儀屋さんに告別式の当日、「本は燃え残ってしまうので、お引き取り願えますか?カバーだけなら入れてもいいですよ」と言われました。
お別れの儀式
告別式よりも、こっちの儀式の方がよっぽど「お別れ」を感じることができました。
これまでも何度となく、私の中の父へのわだかまりについて書いてきましたが、一連の作業を通して、ひとつ何かが落ちた気がしました。
いろいろあったけど、もう死んじゃったし。
いろいろあったけど、もう旅人だし。
そして、三途の川へは迷わず行けただろうか、六文銭は役に立っただろうか、旅支度はこれでよかっただろうか…と存在するかどうかもよくわからない三途の川に思いを馳せました。
言い古されたことですが、やはり、こういった儀式はどんな形であれ、残された人の心を落ち着かせる作用があると思います。
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