エメラルドシティでの輝かない生活

シアトル近辺でオットと息子の三人暮らし.子育てと日々の雑感.

比較文化の話がとても楽しい

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オンライン会議あるある

久しぶりの英語ネタです。

過去の記事を読み返していたら、「定期的に学習についてアップしていきたい」と書いてあったのを見てびっくりしました。全然アップしてない。

seattle-jp.hatenablog.com

途中で思ったんですよね。ガチ英語学習ブログたくさんある中で、私みたいななんちゃって学習者の話なんてちっとも面白くないだろうなーと思って。

 

というわけで、ブログでは全然ネタにしていませんでしたが、あれからずーっとオンライン英会話を続けていて、もう5ヶ月もたちました。

5ヶ月経って思うのは、私が思っていた英会話レッスン毎日継続中5ヶ月目の英語力よりはるかにずっとレベルが低いってことです。5ヶ月ほぼ毎日レッスン受けているのに?とびっくりしちゃいました。

それはそうですよね、レッスン以外は何もやっていないんですから。

 

でもいいんです。今日はすごく興味深くて楽しい話ができたので。

そういうレッスンがわりと頻繁にあるのです。言い古された言い回しですが、世界は本当に広い。

 

今日はセルビア人の先生とお話ししました。

ヨーロッパの先生っておもしろいんですよ。いえ、中東もアフリカも南米も本当におもしろいんですけど(全員興味深い)、ヨーロッパの先生はわりと東欧の出身の方が多くて、比較的よく知っている西欧の方々とは違った面白さがあります。

 

テキストの途中で辛い食べ物についての話が載っていて、それについてショートディスカッションをしていました。

私は辛いものは好きなんだけど、あんまり辛いと食べられないので、いつもちょっとだけ辛くして食べているんです。
そうなのね。私は辛いものは体が受け付けないから、なるべく避けて食べないようにしているの。
個人的な質問なんですけど、セルビアでは辛い食べ物はあまり食べないんですか?
いいえ、好きな人はすごく辛い物を食べるよ。私が食べないだけで。
なるほど。ちなみに食べ物はロシアと似ています?
いや、全然違うよ。トルコやハンガリーの影響を受けているの。単語もトルコ由来のものとかハンガリー由来のものとかあるのよ。
へえー!全然知らなかった。面白いですね。
5世紀ほど同じ国だったしね。
同じ国?ああそうか!オスマン帝国!("Ottoman Empire" と言った)
そうそう、オスマン。("Yes, Ottoman, we say Osman") ロシアは全然違うのよ。

日本語で言っている「オスマン」と発音が同じで何だか嬉しかったです。

 

なぜここで、ロシアの話を出したかというと、以前、別のテキストで「ロシア語は(英語話者が)習得するのに1000時間ほどかかるが、習得してしまえば、同じスラブ語系言語であるブルガリア語やチェコ語などが一緒に習得できる」みたいなのをやったことがあって(これもすごく面白かった)、それをセルビアの先生で受けたときに「セルビア語も似ていますか?」と聞いたら「ロシア語とは違うけど、ブルガリア語とは似ている」と聞いたことがあったからです。

 

私はこういう比較文化的な話が大大大好きで、今は袂を分かった国々でも、ふたを開けてみれば文化はつながっている、みたいな話は震えるほど聞いていて楽しいのです。そもそも日本は国境が海なのに対して、ヨーロッパでは周りをすべて他国との国境に囲まれている国は珍しくありません。

 

こういう興味深い話をした後は、しばらくその先生の出身国の歴史や文化などを調べて、さらに面白いなぁ、となることが多いです。それだけでも人生がとても豊かになった気がします。

※後で調べてみたら、さらにユーゴスラビアを挟んでセルビアとなっていました。不勉強が恥ずかしい…

 

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