スパムむすび
友達家族と一緒に国立公園に旅行に行った話を書きました。
一緒に行った家族のママさんはすごく仕事のできる方でした。
たぶん、私があまりに何もできないので「この人は本当に家事を担っているのだろうか」と疑問に思われたに違いありません。私と家事能力（たぶんそれだけじゃなくて全般的に能力高い方なんだと思う）の違いをまざまざと思い知らされた次第でございます。
彼女は本当にすごくて、散々トレッキングしてさらにご自分で運転までして（だんなさんの運転が気に入らないらしい）、帰ってきたら速攻キッチンに立って、まずコメを研ぎ、さっさと炊飯してその間に夕飯の準備を始め、ご飯が炊けたらまず翌日のお昼用におにぎりを大量に握り（私は海苔を巻いてジップロックに入れるだけ…）、そのあとまた速攻コメを研いで、今度はその日の夕飯のコメを炊きます。
見ているだけで目が回りそうでした。
その間、だんなさんや子供たちに「ママ！」「ママ～！！」と呼ばれては、ばっさばっさとすべてを捌いていらっしゃいました。本当にすごかった。家族全員が彼女を頼りにしていることが良くわかりました。
それで、その時に彼女が大量に作ってくれて、子供たちに大好評だったのがスパムむすびです。
存在は知っていたものの、私の記憶では、アメリカに来て初めて実物を見ました。
元々は沖縄の米軍が日本に紹介したみたいですね。確かに、沖縄で食べたゴーヤチャンプルーは、お肉がスパムでした。あれは美味しかった。ゴーヤなんて何年食べていないんだろう…（涙）
そして、「スパム」は商品名なので、正確（？）にはランチョンミートです。
おお、人気レシピの1位がスパムむすびではないですか。
彼女の作るスパムむすびは、ご飯の間にサンドウィッチのようにスパムが挟んであって、海苔で包んでいました。これはおいしい。子供たちはむしゃむしゃ食べていました。息子もとても気に入ったらしく、先週最後のサマーキャンプだったのですが、その時のお弁当はスパムむすびにしてくれ、とリクエストされました。
ググってみたら、スパムの缶を使うと形が揃って楽だとあったので、その通りに。
よくあるスパムむすびと違って、海苔の存在感が大きいですよね。スパムの塩気があるので、ご飯は塩なしでただ巻くだけです。
9月から1年半ぶりに毎日お弁当の日々がやってきます。
良いものを教えていただきました。これからスパムむすびが大活躍しそうです（飽きられない程度に、ほどほどにしようと思います）。
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