エメラルドシティでの輝かない生活

シアトル近辺でオットと息子の三人暮らし.子育てと日々の雑感.

取り合わないけど腫れ物扱いしない

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深呼吸しようか

オットが一人で日本に行っていた話を書きました。

seattle-jp.hatenablog.com

 

そういえば、と思い出したことがあります。

日本へ出発するというその直前、彼は大慌てでした。

 

ちょっとそこまで買い物に、というレベルの移動じゃないことは明白ですよね?日本ですから。今や入国が超大変な日本に帰るわけです。あと1時間くらいで出るから、という謎の宣言をされまして、そのあと、優雅にシャワーとか浴びちゃうわけです。

その後です、その後。

「銀行のカードがない」「鍵が見つからない」「印刷できない」

などと大騒ぎし始めました。

こっちからしたら、「は?」ですよ。

すべて支度が整って、もうあとは出るだけ、というところまで準備ができたからシャワーを浴びたんだと思うじゃないですか。違うんですね。まずさっぱりしてから最後のパッキングだったんです。信じられない。

 

結局何一つ見つからずに諦めて日本へ出立していきました。

銀行のカードがなくてどうしたんだろう。あれがないと現金引き出せないですよね。

プリンターが反応しなくて印刷できなかった、と相当オカンムリでしたが、私がやってみたら何の問題もなく印刷できました。言ってくれれば私のPCから印刷したのに。

 

とこんな感じで、彼だけの予定のために、大声で「くそー!」「なんだよこれ、なんで動かねーんだよ!」などと大声で悪態をついている声が聞こえるわけです。大迷惑です。

これは本当にむかーしからそうで、どうして余裕をもって準備に当たれないのか、と思います。たぶん、痛い目にはたくさん遭っているはずなんですが、何一つ教訓として生かされてこなかったということなんですよね。ひとりで不機嫌になるくらいなら何の被害も被らないのでいいのですが、大声で悪態をつくのがどうにも我慢なりません。話しかけたらとばっちりを受けそうで声をかけづらいですし、とにかく大声を出されるとシンプルに怖いのです。

 

少し前に、こんなブログを読みました。

blog.tinect.jp

これすごく面白かったです。

ざっくり言ってしまうと、不機嫌な時に当たり散らすような上司がいたら、機嫌を見ながら仕事するようになっちゃいますよね。でも、そういうことを繰り返すうちに、そいう周りの行為がその人を増長させてしまうので、「取り合わないけど腫れ物扱いしない」というのが最適解じゃないか、という話でした。

 

オットとはこの先何もなければ、どちらかが死ぬまで一緒に暮らしていくことになると思うんですが、「取り合わないけど腫れ物扱いしない」というスタンスは大事だなーと思いました。相手の機嫌の良し悪しなんてこっちには関係ないですからね。

でも、将来別居して、旅行行く時だけ一緒に行くとか、そういう関係にも憧れたりします。外で会う分には頼もしくていい人なのです。夫婦なので気も遣いません。

ふふふ。

 

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