中学生の時、理科で天気図を習いました。
どこの学校でもやっていたのか、理科の先生が特別だったのかわかりませんが、授業中に天気図を書き込む用の白地図が配られました。
アマゾンで試しに検索したら、出てきました。今でも売っている!
NHKラジオ第2で、気象通報の時間があります。
「石垣島、晴れ、西北西の風、風力3、1020ヘクトパスカル」
のように、ただただ地点とその気象情報だけを読み上げる番組です。渋すぎます。
この時代にもまだ番組が続いていて感動しました。ラジオって船舶などには命綱の役割があるので、終了したりしないんでしょうね。
ラジオを聞きながら、その地点の気圧と風向き、風力を書き込んでいきます。
書き込みが終わったら、今度はそれらの情報を見ながら等圧線を引いていきます。
授業では、先生が過去のラジオの原稿をかなりゆっくり読み上げて、生徒に書き込ませて天気図を仕上げるところまでやりました。
お気づきかもしれませんが…
そうです、当時から相当オタク(?)変人(?)だった私は、これに激ハマりしました!
データを書き込むと、テレビと同じような天気図が出来上がるということに、ものすごく感動したのです。それから、先の天気図書き込み用紙を買ってきて(紀伊国屋などの大型書店に置いてありました)、最初はスピードについていけなかったのでラジオをカセット(!)に録音して、停止しながら聞いていましたが、そのうちスピードが上がって、通報をそのまま書き込めるようになりました。どれだけやったんだろう…
確か、天気図2冊目も買った記憶があるので、それくらいやったってことですよね(苦笑)
気象にはまったことのある人はわかると思いますが(いるのかな…)、気象が荒れていれば荒れているほど、等圧線が混雑して面白い天気図が書けるのです。不謹慎ではありますが、台風が近づくと、「天気図!!」と嬉々としてラジオを聞きました。
気象通報では、前線情報も教えてくれるので、前線を書くこともできます。梅雨の時期の停滞前線や、雷を伴う寒冷前線なども、かなりワクワクしました。
どうかしていますね。中学生です。
最近、先日も書きましたが、シアトルは本当にずっと天気が悪いです。やはり、例年より悪いみたいですね。
日本だと、テレビの気象情報でもふつうに等圧線出てきたりしますよね。でも、アメリカだと、低気圧と高気圧くらいはありますが、あとは風向風速、降水量くらいしか出てきません。等圧線の方がずっとロマンがあるのに…(?)
天気が悪いので、せめて天気図くらい書きたいなー、と中学時代の自分が顔を出してきたのでした。