エメラルドシティでの輝かない生活

シアトル近辺でオットと息子の三人暮らし.子育てと日々の雑感.

ひとり合宿してきました

ちょうどいい素材を見つけてしまった

「ひとり合宿」、表現は何でもいいですけど、ひとりでAirbnbに宿泊してきました。

 

理由は簡単で、ちょうど先日ワタクシのお誕生日だったんですが、その祝い(?)にとにかくひとりでダラダラしたい、と思ったからです。掃除も洗濯も料理も一切合切絶対何にもやらない、という強い意志です。家にいたら、誰かの靴下が落ちていたら、このやろう!と思ってしまいますし、シンクに食器がたまっていたら洗いたくなりますし。環境から変えないと、「何もしない、自分のためだけに時間を使う」ことが難しくなります。

主婦って職場が自宅なので、家事という仕事から解放されるには、自宅から出ないといけないというジレンマがあります。できれば、私だって自宅でダラダラしたいものです。

なかなかかわいらしいお部屋

最初に思いついたのは、ポッドキャスト「ゆる言語学ラジオ」で、本が積み上がりすぎて、たまに温泉旅館に行って、ひたすら本を読むということをしている(「インプット奴隷」と呼ばれています)、という話を聞いたからです。私もできることなら温泉旅館に行きたい。温泉入りながら、美味しいものを食べて、だらだら本を読んでいるだけなんて最高じゃないですか。

 

金曜日の夜に家を出て、日曜日の夕方に帰ってきて、誕生日と言えばくら寿司ということで、夜は回転ずしでした。

seattle-jp.hatenablog.com

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これだって、私が予約して、私が支払いもしました。

帰ってきたらケーキあるかなーなんて思ったけど、ケーキもなかった。宿泊なんて贅沢したんだからいいでしょ、ってことかしら…(涙)

ステキな小径

夕方に自宅に帰った時、ドアを開けたら、息子はダラダラゲームしているし、オットはゴルフの中継を見ながら床の上でゴロゴロしているし、それを見たら、現実にスーッと引き戻されました。

この人たちは、家から出なくてもダラダラできるのだ、私はいったい何なんだろう、とものすごく悲しい気持ちになりました。1ヶ月も前から、このたった二日だけのために「この日は私はいないからね」と散々言って準備しました。オットなんてふらっと行ってふらっと帰ってきたって、家庭的にはほとんど問題ないのにね。

家庭から自由になることが、私の今後の課題かもしれません。

 

宿泊自体は、ゆっくりできて本当に良かったです。

好きなだけ朝寝坊して、すごく天気も良かったので周辺をうろうろ散歩して、好きなだけドラマ見てマンガ読んで過ごしました。本当にダラダラしました。

すごく天気が良かった

むかーし、記憶があいまいなんですが、「コラ!なんばしよっと」という武田鉄矢さんの自伝をドラマ化したのがあって、よくある話ですけど、お父さんは甲斐性なしで、かわりにお母さんが朝から晩まで働いて、という状況です。

ある日、何かで揉めて、家族みんなでお母さんが悪い、お母さんのせいだ、と言ったら、「ああそうか、私がいなくなればいいんだね」と言って、本当に出ていった話がありました。でも、結局家族のことが心配で、数日で帰ってきちゃうんですけど、その話を思い出して、お母さんっていう生き物の根底部分ってあんまり変わっていないんだなぁ、と思ったりしました。

 

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