エメラルドシティでの輝かない生活

シアトル近辺でオットと息子の三人暮らし.子育てと日々の雑感.

Trick-or-treating が好きです

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静かなハロウィン

アメリカに来てから欠かさず、ハロウィンには街を歩いています。

 

今年は接触を避けるためになるべく控えよう、というアナウンスだったんだけど、それはあまりにもひどい。あれだけ大人はデモだの集会だのあれこれやっているのに!

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とはいえ、たとえ玄関先にバスケットに入れたお菓子を勝手に取ってもらうようにしたとしても、お菓子を素手で掴まれた後のそれらを処理するのをためらうこともあると思います。不特定多数の人間が庭先まで来るのも気持ち悪がる人もいると思いますし。さらにもっと安全な配り方をするとすると、あれこれ面倒な準備をしなくてはならないですよね。

こうなっちゃうと、よっぽど好きじゃないとできない。

実際、置いてくれてはいたものの、「できれば手袋をしてから取ってね」という貼り紙しているお宅もありました。そこまで気づかなかった。それくらいの気遣いをしないといけなかったです。反省。

 

私はそこまで神経質ではないので、せっかくなので玄関先にバスケット置いて自由に取れる方式にしておきました。
自分たちが別の住宅街を回って帰ってきて確認したら、ほとんどなくなっていました。

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例年だと5時くらいには、仮装したお子さんがたくさん出てきて Trick-or-treating していたのですが、今年は6時近くなっても全然出歩いていなくて、やっぱりみんな自粛しているのかなー、なんて思っていました。
でも、マスクしながらも楽しくご近所廻りしたお子さんがたくさんいたようでよかったです。置いておいたかいがありました。本当は家にピンポンしに来てくれたらもっと嬉しいんだろうけど。

 

私たちが回った住宅街も、例年は日本の夏祭りのごとく、大変な賑わいでものすごく楽しいのですが、肌感覚的に子供の人数もやってくださっているお宅も全体的に8割から9割みたいな感じでした。寂しかったけれど、逆にその心遣いにジーンとしてしまいました。毎年デコレーションと仮装を楽しみにしているお宅もたくさんあると思うんですよね。ありがとうございました。

 

ハロウィンって究極のご近所づきあいで、お互い信頼あってこそのイベントだと思っているので、本当に大好きなのです。ふだんは全然接点のない人たちとも "Trick or Treat!" "Thank you !" "Happy Halloween!" と声掛けあって、なんだかほっこりするのがとても素敵です。

 

来年にはいつものハロウィンが戻ってくれることを心から祈っています。