エメラルドシティでの輝かない生活

シアトル近辺でオットと息子の三人暮らし.子育てと日々の雑感.

現地校も始まっています

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デジタルネイティブ

現地校は先週から始まっています。

息子は9月からミドルです。日本では小学生なのに。

 

ミドルの始まりがすべてリモート、というのが少し気の毒ですが、本人は学校に通わなくていいので喜んでいます。私は学校に行ってほしい(ついでにオットも会社に行ってほしい)。

 

ミドルからホームルームがなくなります。「担任の先生」というのもいなくなります(超不安)。
大学の授業と同じで、自分の取っている授業の教室へ移動します。
親の私もよく仕組みを理解していないのですが、何かトラブルや質問があったら、カウンセラーと呼ばれる先生に相談するようです。しかも、名字のアルファベットで3つくらいのグループに機械的に分けられるという、子供の性格や発達度などは全く考慮されていません。例えばA~Gまでの名前の生徒はxx先生、みたいな感じです。

 

最初はなかなか時間割表が送られてこないので、保護者の慌てようはなかなかすごかったです。

「明日から始まるのに、うちの子の時間割が全然表示されないんだけど?」

「うちもうちも~」

「みんなそうなら大丈夫か?」

 

みんなにとって新しいシステムなので、誰も何が正解かわかりません。ただ、言われた通り、粛々と待つしかありません(全然粛々していなかったけど)。

 

とりあえず、1週間終わりましたが、息子が何をやったかというと、ほぼ

自己紹介 ~ Introduce myself ~

でした。

オンライン会議システムを使っての授業なので、一人が騒ぐと全員の耳元にその声が響き渡るというありがたいというかなんというかなんですが、息子の話によると、クラスによってはうるさすぎて先生がそのたびに注意したりなんかするので、授業は1コマ50分しかないのに自己紹介に30分取られたとかいうのもあったようです。
そして、残念なことに、息子の頭には誰一人残らないという…30分かけたのに…

 

学校が用意したクラウドに自己紹介を録画してアップロードする、というのを宿題にした先生もいました。その方が賢い。全員ゆっくり顔も見られるし、もしかしたら名前も覚えられるかもしれません。…しれません…(息子は他人のは全く興味なし。)

息子はさくっと録画して、さくっとアップロードして、さくっと自己紹介の宿題を終わらせていました。デジタルネイティブめ…くそぅ…

ふだんからYouTube見ているせいか、こういうことにはあまり抵抗ないんですね。さすがに録画する時は恥ずかしいみたいで

「見ないでよ!絶対見ないでよ!」

と、トイレに追いやられてしまいました。まだまだちょろいですね、ふふふ。

 

息子はとくにトラブルなかったようなのですが、オンライン授業中になぜか管理者権限持ってしまう生徒が続出して、中には授業を妨害したり、他の生徒を授業からキックアウトしてしまったり、という問題があったみたいです。他にも会議システムの問題なのかその子の使っているラップトップの問題なのかわかりませんが、エラーが出てオンライン授業に全く入れなかった生徒もいたようです。

全員が問題なく授業に入れるようになるまで、しばらくかかるかもしれません。

コロナめ…