先週金曜日(18日)に現地校が、土曜日(19日)に補習校がそれぞれ今年の授業を終了しました。
長かったような短かったような…
でも、春から一度も校舎に行かず、友だちとも会わずに年を越すことになろうとは。本当に子供たちが気の毒です。
息子は秋からミドルに進学しましたが、校舎にはラップトップを取りに行った時くらいしか入っていません。授業ごとにクラスメイトが変わることもあり、友だちもできませんでした。クラスにどんな人がいるかもわかっていないと思います(基本的に、ビデオも音声もオフにして授業に参加しているようなので)。
息子はミドルでバンドの授業を取っています。吹奏楽ですね。
音楽とかスポーツ、演劇など、パフォーマンスすることが前提の授業は、今年は本当に辛い年になったと思います。昨年も息子はバンドの授業を取っていましたが、わりと楽しそうに授業を受けていました。楽器演奏も楽しかったみたいで、ずいぶん上達しました。それもあって、今年もバンドを選択したのですが、つい先日、ポツンと
オレ、もうバンド辞めたいなー
と言い出しました。
選択科目ですので、習い事みたいに途中でやめることはできないので、あきらめて今年度はがんばるとは言ってくれましたが、とても悲しい気分になりました。
本来の楽しさを味わうことなしに、興味を失ってしまうのは大変もったいないですし、とても残念なことです。
本来、集団で何かひとつを成し遂げるのはとても楽しいことです。それを人前で披露してたくさんの拍手をもらえば、自信にもつながります。何より高揚感があるし、友だち同士の団結力も高まります。
突然現れたウイルスのせいで、たくさんのことが失われました。
来年は活気ある楽しい年になってほしいと思います。