エメラルドシティでの輝かない生活

シアトル近辺でオットと息子の三人暮らし.子育てと日々の雑感.

補習校をいつまで続けられるのでしょうか

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二言語学習は易しくない

先日、補習校でお世話になっている方から、「子供が補習校を辞めることになった」とメールがありました。

 

ショックでした…

子供同士は接点ないのですが、その方とはボランティアを通して仲良くなりました。以前から、お子さんの日本語がかなり怪しくなってきた、みたいな話は聞いていたのですが、彼女は相当がんばっていたので、まさか、という気持ちでした。

 

たくさんたくさん話し合って、学校とも話し合って、それでもお子さんの意志が固かったらしくて、退学されたそうです。学校が説得に出てくるということは、日本語自体は問題なかったんだと思います。

表向きの理由は、現地校の宿題が多くて補習校まで手が回らなくなってしまった、ということでした。でもまあ、それだけじゃないだろうなーと思います。

 

現地校はともかく、補習校がオンライン授業になるのはかなり厳しいと思います。

ただでさえ週に1度しかないのに、まわりで英語以外の言語を、しかも週末に学習している人なんていないし、対面授業もなく、同じ環境の生徒と交流することもないままモチベーションを維持するのは難しいですよね。

 

そんな話を聞いていたら、うちの息子もいつまで続けられるかなぁ、と漠然とした不安がまた持ち上がってきました。
日本から来たときは、シアトルの日本語補習学校は高校まであると知って、だったら高校最後まで通わせよう、ハイレベルのバイリンガル目指そう、と思っていました。

甘すぎますね。あまあまです。

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※ハンバーグ師匠は「あまーーい!」は言いません。

 

ミドルに上がって、まだ宿題はそんなにないですが、こんなに勉強嫌いの子がこの先続けていけるとはとても思えません。

本人が続ける気があるのであれば、サポートは全力でしますが、どうだろうなぁ…

今は、現地校はミドルですが、補習校はまだ小学生です。だからまだ何とかなっているのかなと思います。ハイスクールに上がったら、やっぱり補習校は難しいだろうなぁ。

 

始めるのはまあまあ簡単ですが、辞める決断が難しい。かといって、続けるのはもっと難しい。

海外生活をしている子供は、選択肢がたくさんあって気の毒だなと思うことはしばしばです。チャンスがたくさんあると思えばいいって言われるんですが、そんなきれいごとだけでは生きていけないんですよ。