さてさてどこまで続くか、2月からこれまでを振り返る第3弾!
バンバン進めたいけど、書く手が遅すぎます!悔しい!!
2月末、アマゾンKindle半額キャンペーン(50%オフ!)で、あの、よしながふみ先生の「大奥」全19巻大人買いをし、読破しました。
最初、2巻くらいまではのろのろとあまり進まなかったのですが、それ以降はどんどん勢いを増し、自分の読書スピードの遅さにイライラするほどのめりこみ、またしても睡眠時間を削って読みふけりました。
(今にして思うと、これが体調を崩す始まりだったと思われます。)
また最後、エンディングが良すぎました。
こんな素晴らしい終わり方の長編漫画が他にあるでしょうか!!
19巻全部読んできたことすべてがそこに詰まっていたような気がします。すばらしい最終話でした。
多くの人がこの「大奥」にハマり、よしなが先生は「天才」と評されているのもうなずけます。
そもそもなぜ買うに至ったか。
アマゾンのKindle半額キャンペーン対象作品になっていたことが、後押しされたひとつのきっかけではありますが(半額といっても、半額分のポイントが付く)、1月からやっていたNHKの実写ドラマの出来があまりにも良かったことが大きかったです。
※YouTubeですが、NHK公式アカウントからの公式動画です。アメリカからでも見られます。
NHKドラマで(おそらく)話題になっていた「大奥」を配信で2話ほど見た後、
ひょっとして、これはものすごく名作なのでは?
(今さら)
と気づかされました。
かなり前から原作コミックの「大奥」は気になってはいたのですが、また、アマゾンのたまにやっている1巻(または最初の数巻)だけ無料キャンペーンでさわりだけは読んだことがあったのですが、いまいちよさがよくわかっていませんでした。
ところが、このドラマを見て一気に心を動かされました。
気づいたら全巻買い込んでおりました。自分のこの瞬発力(衝動的ともいう)が怖い。
どうか私にお金を渡さないでください。
コミック「大奥」については、多くの方が検証・解説なさっていらっしゃるので、細かいことは申し上げません。
概要だけざっくりお話ししますと、江戸時代、三代将軍家光公のときに、男子だけが罹ってほぼ死に至る奇病がはやり、男子の数が激減、家光公もそれで亡くなり、なんやかんやあって、将軍は女性になる、という、おおよそだれがそんなこと思いつくのよ、という男女逆転幕府の物語なのです。
つまり、ここでの「大奥」は、女人禁制の男性だけのエリアとなるのです。
三代将軍から始まり、十五代将軍までこの話は続くので、時代によって主人公がどんどん入れ替わっていきます。全員が主人公といってもいいくらい、どのキャラも生き生きとしています。
途中からワクチンの開発が始まり、人類がこの奇病に戦いを挑んでいきます。さらにこれと並行してジェンダーの話も絡み、なんというか、心が大きく揺さぶられるのです。
・・・というわけで、3月前半は、寝不足要素満載で過ごしていました。
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