エメラルドシティでの輝かない生活

シアトル近辺でオットと息子の三人暮らし.子育てと日々の雑感.

旅行以外は映画と読書三昧でした - その2 -

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夢の上げ膳据え膳

予報通り、木曜日は午後からいいお天気になりました。

うー、太陽が出るだけでこんなに気分が上がるものですね。さっそくお散歩に出かけました。すごく嬉しかったです!

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青空だー

前々回の話の続き、「読書編」です。冬休み中は本当に読書もたくさんしました。

seattle-jp.hatenablog.com

日本人のための第一次世界大戦史

私のイチオシポッドキャスト、コテンラジオで紹介されていた本です。

YouTube やポッドキャストで紹介された本で「お、これは読んでみよう」って思うことはあまりないのですが、最近(ずいぶん前から?)、アマゾンではたいていのKindle本にサンプルってついてますよね?あれはなかなかなビジネスモデルだなーと思っています。サンプル読んで面白かったら買っちゃいますよね。続きが気になるから。

まんまとそれで購入に至りました(笑)

でもこれ本当に面白いんです。歴史本がこんなに面白く読めるなんて、著者の板谷さんの構成と研究、さらにそれを活かす筆致が素晴らしい、それに尽きます。まだ読み終わっていないんですけど(まだ本の中で戦争も始まってない)、人間の技術力と探求心にただただ感心しています。

何とかならない時代の幸福論

何度かブログに書いている「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」の作者のブレイディみかこさんと、これまたつい最近もご紹介した「チョコレートドーナツ」を見るきっかけになった鴻上尚史さんの対談本です。これを見逃さずにおられるだろうか!

これは、乱暴なまとめ方をすると、信条や文化等が異なる相手をどうやって許容してお互い幸せになるか、みたいな内容で、かなり面白い(興味深い)です。

私も日本に帰るたびに外国人が増えていっているなぁと思っていましたが、現状がその変化についていけてない感じはします。日本って良くも悪くも自分たちのルールに外部の人を合わさせようとしますよね。パトリック・ハーランさんが「日本語がまだたどたどしい時は日本人はみんな親切だったんだけど、流暢になればなるほど、日本人的にふるまうことをやんわり強要される」みたいな話をしていたのをふと思い出しました。

前科者

ここからコミックです。

有村架純さん主演のドラマをたまたま見まして、面白かったんですけど、原作がコミックだと知って、読んでみました。今年、映画化されるらしく、ちょうどアマゾンで3巻くらいまで無料で読めるようになっていました。

コミックの方が断然面白いです。ドラマはちょっといい話にしすぎている感じがあります。

保護司という職業をご存じでしょうか。私は知りませんでした。刑務所から出てきた前科のある人を、社会復帰に導く橋渡しのような役割の無報酬の公務員です。ボランティアなんです。元犯罪者への社会の目は厳しく、再犯してまた刑務所に戻る人も出てきます。そんな責任の重い仕事をボランティアに頼らざるを得ないって言うのはどういうことなんだろうかと、別のことも考えてしまいました。

ランド

私はもともと著者の山下和美さんの「天才柳沢教授の生活」というコミックが大好きで、昔から読んでいました。ネコ好きらしく、「天才 柳沢教授 タマとの生活」という猫だらけのコミックもあります(もちろん持ってる)。

これもサンプルを読んでハマりまして、こうなっちゃうと買わずにはいられないわけで、結局全巻購入して読破しました。

これは神様や祟りを信仰していた時代の話…と思いきや、途中からのどんでん返しで、かなりの骨太コミックでした。モーニングをアプリで課金しているオットが「これ難しくない?」と言ってきたんですが、月1連載だったら話を追うのが大変だったと思います。コミックで一気読みがおススメです。

 

長くなってしまいましたが、以上です!

実はまだまだ読みたい本が私の Kindle タブレットに入っているんですが、次はいつ、たっぷり時間取れるかなー。15分くらいで読めるものばかりだったらいいんですけど。

 

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