今日もたまたま会った方とちょっと世間話をしていたら、その方に
「実は4月に日本に帰国することになりまして」
と打ち明けられまして、ガーン、となっているところです。
彼女のだんなさまは日本人ではありませんので、油断していました。永住するつもりでアメリカに住んでいるのかと思ったら、そうじゃなかったんですね。理由は聞いていないのでわかりませんが、ご両親の介護問題とかいろいろあるのかもしれません。そういうお年頃なのです。
さて、数週間前、息子のお友だちが3月に本帰国することが決まったので、仲良し同士で食事会とかスリープオーバーとかどうでしょうか、みたいな話になりました。
こういうご時世なのでスリープオーバーは難しいかな、と思っていたのですが、もう本帰国しちゃったらもしかしたら会えなくなってしまうかもしれないし、お互いすでにブースターも打ったし、今のところ濃厚接触の疑いもないし、大丈夫、決行しましょう、という感じで食事会から子供たちのスリープオーバーまで、かなりイベント尽くしでした。
なんていうか、すごく久しぶりに他のご家族宅にお呼ばれして、みんなでワイワイご飯食べて、子供たちは子供たちでわちゃわちゃ遊んでいて、という状況になりました。
コロナ前には当たり前にできていたことなのに、本当にふつうのことをしているだけでありがたい幸せな気分になりますね。
息子はこの日をものすごく楽しみにしていたらしく、
「オレは、今日この日のために今週がんばってきた」
などと、涙を流さんばかりに喜んでいました。
身長は私を越えてしまいましたが、まだまだかわいいところがあります。
この日は、朝はその友達と一緒にスキーに行って、帰ってきてからちょっと昼寝して、そのあと夕方5時くらいから集まってご飯食べながらわいわいして、ちょっと夜更かしの11時くらいに布団に入りました。興奮して眠れないんじゃないかと思いましたが、よっぽど疲れていたのか、子供たちはみんなコテッと寝てしまいました。かわいい。でかいけど。
翌日はものすごく早起きして、朝からゲームしたりしていたみたいですが、そこから夕方くらいまで、公園で遊んだりボードゲームやったり、と盛りだくさんで解散となりました。
私も久しぶりに日本企業の駐在員さんたちが、日本と現地の板挟みになって辛い話とか聞いて、なかなか新鮮でした。
面白いなーと思ったのは
「日本の方が祝日多くて散々休んでいるくせに、たとえばこっちがクリスマスから年始まで休み取ろうとすると、ずるいとか言われる」
と言っていたことです。
ものすごく日本的だなと思いました。「ずるい」って、ものすごく日本的だと思いませんか?
日本に帰って友達に会ったりすると、ちょっとした違和感みたいなものを感じることがあるんですけど、おそらくそれは、自分がすでに「日本しか知らない日本人」じゃなくなってしまったってことなんでしょうね。新しい世界を知ってしまった私は、いい悪いはともかく、知らなかった時の自分には戻れません。
おそらく、このご家族もそういった違和感とつきあいながら、また新しい日本との付き合い方を模索していくんだろうと思います。いい案配に落としどころが見つかるといいなと願っています。
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