エメラルドシティでの輝かない生活

シアトル近辺でオットと息子の三人暮らし.子育てと日々の雑感.

痒くて眠れなかったことはありますか

負け続けています

義実家へ行った話を書きました。

seattle-jp.hatenablog.com

幸いなことに、うちの実家もオットの実家も、近くに本家のお墓があります。お墓は近くに限ります。絶対墓参りなんて行かなくなっちゃいます。

そんなわけで、お盆も間近ですし、お墓参りに行きました。

 

すっかり忘れていました。

日本の夏には蚊がいるということを。

写真がないので、フリー素材でお送りしています

墓地なんて、木がいっぱいあって、蚊の巣窟みたいな場所じゃないですか。

墓地に着いて、鬱蒼と茂る木を見て、嫌な予感がしました。

 

カバンに入れてあったと思っていた虫よけスプレーが入っておらず、こうなったら煙で何とかしなければ、とお線香に急いで火をつけました。その間、蚊が!猛烈に寄ってきました。案の定。恐ろしい!

体中を動かして、煙をまき散らしながら、何とか蚊と応戦しました。

 

お墓参りも無事に終えまして、車に戻ったところで、足の甲に違和感を感じました。

 

その日、私はくるぶしまであるロングパンツを穿いてはいたのですが、靴下は浅履きのフットカバー(?)と呼ばれるものをはいておりまして、さらに露出度の高いサンダルを履いていました。

盲点でした…

 

ものすごくムズムズする!と思って確認したら、少なくとも片足5か所は刺されています。

狭ーい範囲に5か所です。辛い。

掻いたら負けだ、と自分に言い聞かせて、何とか家まで戻って確認すると、片足20か所刺されていました。自分で言うのもアレですが、刺されすぎて見た目が気持ち悪い。

 

その日の夜、初めて「痒くて眠れない」という経験をしました。

 

痒みって本当に辛いんですね。

皮膚の病気で痒みの強い方が辛いとおっしゃっていたのが、よーーーくわかりました。私なんて数日我慢すればどんどん軽減するからいいものの、病気やアレルギーでどうにもならない方々は本当にお辛いと思います。

 

その日の夜は、うとうとしたかと思うと、強い痒みで起きてしまい、アメリカから持ってきたかゆみ止め(成分が濃いので日本のより効くと聞いていた)を1時間おきくらいに塗りました。塗るとちょっと良くなるんです。

 

翌日は東京に戻ることになっていて、新幹線に乗ったりとにかくたくさん歩きました。

歩くのがまた辛いんです。痒い部分が歩くたびに靴との摩擦で刺激され、痒すぎて冷や汗と震えも出てきてしまいました。何度も家族に待ってもらって、かゆみ止めを塗りながら歩きましたが、そもそも暑くてうだるようだったのに加えて、何かの罰ゲームのようでした。

シアトルにももちろん蚊はいますが、よっぽど深いトレイルに入ったりしなければ、ふつうの生活ではめったに出会いません。

習慣とは恐ろしいですね。そんな生活を3年も続けただけで、あれほど嫌いだった蚊の存在を忘れてしまうとは。

 

結局、以前アレルギーで皮膚が荒れた時に処方してもらったステロイドの塗り薬を、本当はいけないとは思うんですけど、刺されたところにまんべんなく塗りました。

ステロイドって本当にすごい。

一度塗っただけでかなり良くなり、よっぽどの時以外は、ふつうのかゆみ止めだけですっかり落ち着きました。

 

たかが蚊、されど蚊です。

伝染病の媒介にもなる蚊です。

夏に日本に帰るときは、心してかかっていきたいと思います。

 

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