エメラルドシティでの輝かない生活

シアトル近辺でオットと息子の三人暮らし.子育てと日々の雑感.

現地校の国語の授業がスパルタだという話

恐怖が人を強くする

タイトルの通りです。

息子が絶望しながら登校していたことも知らずに、すでに学年末に来てしまいました。全然知らなかったです…

 

まず始めにことわっておかなくてはならないことは、その国語の先生が決してひどい先生ではないということです。単純にものすごくストイックで熱心だというだけです。

とは言え、息子は9月の最初の授業でうちのめされて

「オレはこの先この授業についていけるんだろうか」

と絶望したとのことでした。私ももし自分が学生時代にそんな授業受けていたら、かなりストレスだったと思います。まだ現在進行形で息子の苦行(?)は続いていますが、これを乗り切ったら、ものすごい自信になるだろうなとは思いました。

(そうでなければ、ただ辛いだけになってしまいます…)

近所のお宅のフロントヤードにいたブルージェイ

息子の話は漫談としても完成されていると思えるくらいすごく面白かったのですが(人が苦労した話はたいてい熱量がすごい)、概要はこんな感じです。

  • 公開処刑のようなディベート
  • 鬼のような読書量
  • 質問に秒で口から言葉を出さないと、さらなる矢のような質問攻撃
  • いつ当てられるかわからない緊張感(生徒の名前が書かれたカードを携帯しており、突然カードをひいて、"What do you think, oo?" と詰められる)

かなりストイックな先生らしく、1秒も無駄にしない授業だそうです。ノートも見せてもらいましたが、とにかく課題の量が半端ない。本をちゃんと隅から隅まで読まないと答えられないような、よく練られた課題になっていました。

 

作文は、与えられたテンプレート通りに書かれていないと厳しく減点されます。

そのテンプレートも、どのように優れているかをきちんと学んでいました。優れた文章を課題として与えられ、書き方のテクニックとしてどういうものが使われているか、それもかなり細かく分析させられているようです。

これくらいやれば、どの子もある程度のテクニカルな文章が書けるようになると思われます。

読書も、一冊のかなり分厚い本を週に1 chapter ずつ読むようになっていて、読んでいなければ課題についていくことができなくなり、授業中に先生に激詰めされます。考えるだけで身の毛がよだちます。

 

ただ、息子の英語力はおかげさまで飛躍的に上がりました。瞬時に答える瞬発力も、長文を早く正確に読むスキルもかなりついたように思います。

 

これだけではなく、他にも大勢の前でパフォーマンスしなければならないこともあるらしく、最近、かなりストレスを感じているようです。

学校生活をサバイブしていて、本当に頭の下がる思いでいます。

 

役に立つかわかりませんが、「お母さんのパワー上げる!」と言って、毎日ハグしています(笑)

 

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