またまた学校の話で恐縮です。いや、タイトル下に「子育て」って入れているからいいのか(忘れてた)。
もう学年末なので、毎日のように各教科の先生や学校カウンセラーからあらゆる内容のメールをもらいます。メールが来るたびにビビります。
ミドルスクールでの成績は、ミドルスクール内でしか活用されないので、どんなに成績が悪くても、将来、何かでデメリットになるようなことはないと言われています。ただ、本人の現在の学力を客観的にみる上ではとても大事です。
ミドルで習得すべき学習内容は、ミドルにいる内に習得しないと、ハイスクールで苦労するよ、と脅されています。まあそうなんだろうけど。
高校時代の先輩が、田舎の私大で数学を教えていたんですが、
「大学で理系の学部に入学してきたはずの学生が、三角関数どころか九九も怪しい人がいたりする」
と言っていたのが思い出されます。田舎の私大ですので、それほどの学力がなくても入学はできてしまうのですが、九九もできないで今まで学校教育を受けてくるのはつらかったんじゃないかと思います。先輩も、九九から懇切丁寧に教え込んだら、高校までの数学を何とか理解させるところまでいった、と言っていました。
公教育って何なんだろう、と思います。
というところで、現在の息子の学校からのメールです。
先生からのメールを大別すると、以下の通り。
- 〇日までにクイズ(小テスト)をリテイクしないと、オリジナルの成績が最終になる
- 提出できていない宿題をチェックしてほしい。残った宿題をやったら、メールで知らせてほしい。知らせないと成績に反映されない。
- 授業中にやったはずの課題が手つかずで残っている人がいる。通常授業時間以外でオンラインミーティングを設定するので参加するように。
クラスメイト全員に送ってくるので、そして恐ろしいことに息子はメールなんていっさいチェックしないので(怖い怖い)、結局私はスマホを持って息子のところに行く羽目になり、「お母さんがスマホを持って近づくとロクな話じゃない」とか言われたりしながら、このメールの内容はあなたの状況に当てはまるのか当てはまらないのか、と問いただすことになります。
過保護にも見えますが、先生は保護者も宛先に入れてメールしてきていますし、内容も大人向けです。子供も読めるとは思うけど。保護者に伝えないと伝わらないということなのか。
先生としても、何とかして救済したい、という気持ちはあるんでしょうね。
学校でやるテストも、本人がどれくらいその教科を習熟しているのかを見るためなのだそうです。その子にどんなサポートが必要なのかを見極めるために必要なテストだということですね。過去の自分との比較ですね。
日本も本来は同様の意味ですけど、順位つけたりするので、目的がちょっと違う気がします。10代の子供にとっては、競争した方が学力伸びるということもあるので、どちらがいいとも私としてはわかりません。
でも、感覚としては、クラスの中でそれほど成績が良くなくても劣等感を持ちづらい、というのはある気がします。
私はガッツリ第2次ベビーブーマーで「お受験」の駆け出しのころ、受験戦争真っただ中世代だったので、わりとテストの成績に一喜一憂してしまうクセが抜けません。もっと大きなスパンでどっしり構えられるお母さんになりたいんですけど、やっぱり、学校からのメールにはいちいちビクビクしますし、読んだ後もアワアワしちゃうんですよね。
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