エメラルドシティでの輝かない生活

シアトル近辺でオットと息子の三人暮らし.子育てと日々の雑感.

なんとか年度末を乗り越えました

戦うことも必要

怒涛の年度末イベントをこなして、ようやく夏休みに入りました。夏休みに入ったら入ったで、今度は息子がずっと家にいるのが辛いです。わがままですね。

 

以前、スパルタ授業の話を書きました。

seattle-jp.hatenablog.com

 

この後、いや、この前から、息子の体調に異変が起こりました。

特に月曜日の朝、起きられなくなりました。頭が重い、気持ち悪い、めまいがする、などの症状を訴えて、学校を休むことが増えました。週に少なくとも1日は休んでいたと思います。

このまま不登校になるかもしれないなー、などと気をもんでいましたが、最後は気力を振り絞って最後まで通ってくれました。本当に頑張りました。頭が下がります。

 

蓋を開けてみれば、成績もかなり良かったです。私は9割がた放置していたにもかかわらず(「宿題は?」などの声掛けもほとんどしていません)、宿題をきっちり終わらせ、帰ってきてから面白かった授業についても話してくれたりしていたので、おそらく先生の話も理解していたと思います。

 

たまたま、近所の日本人の方のお子さんが、息子の通う学校の卒業生だったと知って、例のスパルタ先生について聞いてみました。早速お子さん方に聞いてくださいました。

最低最悪の先生、絶対学校に文句言った方がいい。黙っていないで、自分を大切にして、傷ついた気持ちを伝えた方がいいよ

当時は友達と「あの先生3秒以内に答えろとかアホじゃね?」と悪口言って憂さ晴らししていた

「自分を大切にして、傷ついた気持ちを伝えた方がいい」と言われて、不覚にも泣いちゃいましたね…

もう学年末だし、とにかく台風が通り過ぎるまで耐え忍ぼう、などと考えてしまった自分を猛烈に反省しました。

 

私はいいです。

息子はメンタルに支障をきたしたんですから、先生(学校)にそのことを伝えるべきでした。

 

ただ、私は実際にその授業を見たことがないので、子供が嫌いな先生でも実は後から思い返すといい授業だった、ということもありうるわけで、一方的にその先生のことをひどい先生だとは思っていません。

授業自体は間違っていない(と思う)し、先生のやろうとしていることも理解できます。そして何と言っても厳しさに関して、全生徒に対して公平だったという点においても納得感はあります。たまに、憂さ晴らしのように個人攻撃する先生もいないわけではないですから。

実際、息子の英語力は格段に伸びました。難しい長文もものともせずに読めるようになりましたし、授業での発言もかなり積極的にできるようになりました。

 

でも、だからと言って、ティーンのもろいハートを壊すほどの授業をする意味はあるのか、と思うのです。もっとやり方はあったんじゃないか、と思うのです。

 

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