英語が話せなくてすごく辛い話
息子がスクールバスの中に、学校から貸与されているラップトップを忘れてきてしまいました。数日前のことです。スクールバスのオフィスで預かっていてくれていたので、事なきを得ました。
それはまあ、いいです。見つかったし。
でも、見つかるまでの過程がひどかったのです。
まず、学区のホームページでバス内の忘れ物をどこに問い合わせたらよいのか調べてみました。驚いたことに、電話番号しかコンタクトリストに載っていないのです。今時!
今にして思えば、息子に自分で電話させれば良かったんですけど、その時はどうにかメールでコンタクトできないかと思って探してしまったんですね。
どうにかジェネラルな問い合わせメールフォームを見つけて送ってみました。
「受領しました」という自動メールは届いたのですが、それっきりです。
一応、学校でラップトップを借りることはできるのですが、毎日借りにいって、帰りに返さなくてはなりません。休憩時間は4分しかありませんので、とりあえずクラスに出て、先生に許可証をもらってからテクニカルルームに行く必要があります。
授業時間内に廊下を歩くことは厳しく禁じられていて、トイレに行くにも許可証がいります。また、朝だけでなく、クラスごとに遅刻・早退が記録されますので、ラップトップを借りてから教室に行くと、遅刻になってしまいます。
そんな面倒な事態になっているとは私もつゆ知らず、借りられるんならとりあえずいいか、くらいに思っていました。息子も言ってくれればいいものを、不平も言わずに毎日学校でそんな面倒な手続きをしていたようです。
これはまずいな、と思って、今度はテクニカルヘルプデスクに問い合わせてみました(メール)。もしこのまま見つからなかったらどうなるのか、弁償することになってもいいので早く彼のラップトップが欲しい。
すると、「ここに電話してください」とやはり Transportation Office の電話番号を渡されました。
やはり電話か…
結局、たまたま家にオットがいたので電話してもらったんですが、その5分後には「オフィスでラップトップ預かってるってー」とすぐに結果が出ました。
そうなんです。
私だって電話すれば一番早いってことはわかっているんです。
5分で済むことを、何日かかっても解決できない自分の性格に嫌気がさします。
近所のESLに通っていた時、私より全然英語できない人が、ガンガンしゃべっているのを見た時、英語力ももちろん大事だけど、メンタルとコミュ力もっと大事、と思いました。海外で生きるってそういうことですよね。英語が話せないからって電話すら躊躇すると、ものすごく時間を無駄にします。
息子は毎日プレッシャーの中で戦っているのになぁ、と思うと、自分が情けなくて。
もちろん、全体としては大した事件でもないですし、ラップトップ見つかってよかったよかった、で済む話です。オットだって大して気にしていません。
もうこのまま市民権取っちゃいたいなーと思うくらいにはアメリカ生活満足しているんですが、何年経っても、英語では落ち込むことが多いです。
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