つい先日の話です。
肌の乾燥がひどく、お風呂の後は保湿クリームを塗るようにしていました。タオルで拭いて、着替える前に、脱衣所にあるクリームを塗る。別にいいんですけど、塗っている間、寒いんです。面倒くさいですし。それでふと思い出しました。
そうだ、ベビーオイルって濡れた肌に使えたよね?
それで、何かのついでにベビーオイルを買いに行きました。
どうでもいい話ですけど、QFC ( Quality Food Centers ) というグロサリーがシアトル周辺にたくさんあります。名前がなかなか強気ですよね。Kroger の子会社で、本社がシアトルの隣のベルビューにあるので、この辺で幅を利かせているんだと思います。
買い物に行ったモール内に QFC が入っていて、ここならベビーオイル売っているかなーと思って入りました。ベビー用品をのぞいたら、ベビーオイルが最後の1本でした。
よかったー、と思って、セルフレジで会計しようとしたら、このベビーオイルのバーコードが通りません。
たまにありますよね、バーコード通らないこと。
セルフレジの番号がピカピカ光って、「スタッフが来ます」とメッセージが出ました。うーん、面倒くさいなぁ。
ちょっと待っていたら、店員さんが来てくれました。自分の名札についているバーコードを読み取って、改めて最後の一本だったベビーオイルをスキャンしてくれました。
ところがやっぱり読み取れない。
商品データベースにないみたいなんです。どういうことなんでしょう。
で、店員さんが「これいくらだったか覚えてます?」と聞くので「覚えてないです」と答えると、「うーん」とか言いながら何回かトライしていました。もちろん何回やっても通るわけない。困ったあげく「値段どれくらいかなぁ?」とさらに聞かれたので、「うーん、$10 くらいだったかなぁ」と適当に言ったら、OKOK とか言って値段を打ち始めました。
$6.99
店員さんは「ふふ、いい値段でしょ」と言ってウィンクして立ち去りました。
実際のところ、値段がもしかしたら $5 だった可能性もなくはないのですが、こういう適当な感じ、すごくいいなぁと思いました。私も得した気分がするし。店員さんもなんだか楽しそうだったし。
これが日本だったら、奥から偉い人が出てきちゃったりして、値段表とか見ながらもっと時間かかっていたかもしれません。レジの人の裁量で値段適当に打ったりとかできないんじゃないかなぁ。そもそも、商品登録されていないことがなさそうですけど。
経営的にはそんなどんぶり勘定で大丈夫なのかと心配になっちゃいますが、こういうおおらかなところがチャーミングでとっても好きです。
同じQFC で前にも何かお菓子を買った時にもタダにしてもらったことあったし、別のドラッグストアでは、もっと安い商品のバーコードを読んでくれたこともありました。
週に1度しか買い物に出ない私ですらそんなに遭うのだから、一日にもっとたくさんの勝手なディスカウントあるんじゃないかな、と思います。経営的には心配ですけど。
というわけで、どうでもいいけどちょこっとホンワカする話でした。
みなさまよい週末を~♪
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