5, 6年ぶりに、ワシントン大学の桜を見てきました。
（1週間前の週末の話です。）
昨年はコロナで三密を避ける必要があり、バーチャルツアーと称してWebカメラが設置されました。それがずっと続いているみたいですね。
渡米したころに訪れたきりでしたが、その時は雨も降っていて、人はまばらでした。上野公園みたいにブルーシート敷いて昼から飲めや歌えの宴会があるわけでもなく（これはこれで騒々しくて嫌ですが）、なんだか寂しいなぁ、と思っていました。
相変わらず、先週の日曜日もうちの家族はダラダラと過ごしていたんですが、オットが急に思い出したように「桜、今がちょうど見ごろなんじゃないか？」などと言い出して、行こう行こう！となりました。マップで確認すると周辺が大渋滞していまして、おそらく桜だけじゃなくて何かイベントがあったんじゃないかと思われます。
私は早く行こうよ！と言っていたんですが、駐車場を熱心に調べていたオットが「あんたはいつもそうやって何も下調べもせずに、行ったら何とかなるっていうけど、それでうまくいった試しはないだろ」としごくまっとうなことを言うので、その後はおとなしくしていました。そうでした…すみません…
そんなこんなで、結局家を出たのが3時半くらい。一日の大半が終わってから出発です。高速の出口は安定の渋滞、大学の近くは工事とイベントと花見、さらに二車線という驚きのコンボでこれまたすごい渋滞でした。でも、ちゃんと準備してくれたオットのおかげで、最悪なルートを取ることなく、車もいいところに停めることができました。さすが！ありがとう！
最高に気持ちいい天気と満開が重なって、恐ろしい人出でした。
ダメだと言われているにもかかわらず、敷物を敷いてピクニックしているグループもちらほらいました。ここで飲食ダメって言われてるのに…気持ちはわかるけど…
木に登って写真撮影している人たちもたくさんいました。子供だけじゃなく。
桜の木って確かに登りやすいですよね。いい感じに足をかけるところがあるし、いい感じに滑らないし。桜が傷むから、それもダメって言われているんだけど…
という感じで、マナーのあまりよろしくない人々がわんさかいたのが気になりましたが、これくらい人が集まると、もう収拾がつきません。もしかしたら、シアトル近辺もほぼノーマスク、ほぼノーマルに戻りつつあり、このうららかな日和も相まって、解放されちゃったのかもしれませんね。
それにしてもきれいな桜でした。
シアトル近辺は桜の名所だけじゃなくても、いたるところで桜が見られます。うちの隣の家のフロントヤードにも桜が植わっています。すごく可憐できれいです。しかも、日本よりかなり早く咲いて、日本より長命な気がします。同じソメイヨシノのはずですが。
歴史をちゃんと調べていないんですが、日本からずいぶん寄贈されたりしているみたいですね。
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