電気点きました。
修復作業をしてくださった作業員および、心配してカセットコンロなど貸してくださったりシャワー貸そうかと申し出てくださったりしたご近所の方々、本当にありがとうございました。
人の親切が本当に身に沁みました。
電気が点いて、部屋がぱあっと明るくなって、同時に心がほぐれていく感じ、わかりますでしょうか。たかが1日でしたが、暗さ寒さが人間の心に及ぼす影響を痛感いたしました。人間は光がなければ生きていけない。日の出とともに起きて、日の入りとともに寝るように、生物としてはできているんだ、と思いました。
私は見ていなかったのですが、作業員が帰っていくのを目撃した方がいて、「あれはヒーローだった」と言っていました。
おお…
後光が差して見えますよね。
でも、いまだに停電しているエリアがたくさんありまして、これから天気が崩れそうな勢いなので、心配です。みなさんどう過ごされているんだろう…
でも、ふと、こんな風に美談にしてしまっていいのか、ヒーローを量産することが国家として正しいのか、と思うわけです(面倒くさい性格でごめんなさい💦)。
そもそも、停電を起こさないような仕組みを作れば、現場の作業員が暗くて寒い中、危険を冒してまで作業する必要がなくなりますし、停電した部屋の中で家族寄り添って震えながら復旧を待つこともしなくて済みます。
日本はなぜそんなに停電に強いのか、とちょっとググってみました。
技術的なことは全然わからなかったんですが、日本は高い技術で停電をなるべく起こさない仕組みを作ってきたことがわかりました。
※企業サイトなので、良いことしか書いていない可能性があるとしてもすごいテクノロジーを使っている気がします。実際、停電しないし。
今まで、アメリカのインフラが弱すぎる、インターネットも高いしすぐメンテとかいってダウンタイム作るし、なんなんだ?などと勝手に怒っていたんですが、実は日本がすごすぎたんですね。もちろん、国土のサイズの問題もありますが、アメリカは別に特段インフラが弱すぎるわけでもなさそうです。
エラーを起こさない努力は称賛されませんが、エラーが起きるとあれこれ言われるのは世の常ですね。できて当たり前で、できない時だけ文句を言われる。こういう日々の努力によって、電力の安定供給がなされているということを知って、自分の無知を恥じました…
他人のできないことを気にしすぎると、ブーメランとなって自分に返ってくるっていうことを改めて思ったのでした。もっと寛容になろう。自分のために。
(停電はコリゴリですが。)