今日は昔話はお休みにしまして、この週末にあった話を。
タイトルの通りなのですが、私の五親等内の親戚が亡くなりました。もちろん日本在住の方です。
たまたま(このご時世に)アメリカ出張中の親族から電話がかかってきました。自分も葬式には絶対行けないんだけど、と残念そうに言っていました。
知らなかったのですが、しばらく闘病されていたそうで、最後は自発呼吸も難しかったそうです。急に悪化したらしく、病気が見つかってからは、あっという間のことだったようです。
数年前に親族で徒党を組んで温泉旅行に行ったことがあるのですが、とても陽気でお酒好きないつも鼻の頭が赤い好々爺といった風体でした。とても精力的な方で、お元気な姿しか思い出せません。
こういう時なので、お通夜もお葬式も本当の身内だけになりそうだ、と言っていました。いろいろ含めてとても残念です。
実は、私はわりと近しい人が亡くなる時、不思議なことが起こることがしばしばあります。まあ、気のせいだと言われればそれまでなのですが、たとえばこんな具合です。
- 電気がチカチカする
これが一番多いです。初めてチカチカしたのは、祖母が亡くなった時です。父方・母方どちらの祖母の時も起こりました。
家にいるとき、部屋の明かりが突然ぱちんっと消えて、その後すぐにチカチカっと点きました。特に何もしていないのに。
ただそれだけなのですが、そのすぐ後に祖母が亡くなった、と連絡を受けました。ああ、おばあちゃんがあいさつに来てくれたんだな、と思いました。
友人が不慮の事故で亡くなった時もこのチカチカが起こりました。
その時もちょっと嫌な予感がしたのですが、友人なので連絡が回ってくるまで時間がかかりました。後から考えたら、おそらく彼だったんだろうな、と思います。 - 突然思い出が降ってくる
これも不思議で、たまたまだと言えばそれまでなんですが、突然、何の脈絡もなく、その人の思い出が降ってくることがあります。
ああ、そんなことがあったなぁ、面白かったなぁ、と反芻してホカホカした気分になるのですが、その後、ご不幸の電話を受けることがありました。
今回の親戚がこのパターンでした。
その方があまりにもお酒を飲みすぎるので、奥さまがみりんの瓶に焼酎を移し替えました。ところが、そのことをすっかり忘れてしまった奥さまが、みりんだと思って焼酎をお料理に入れてしまい、あまりの焼酎くささにせっかくのお料理が食べられなくなった、しかも私たちがお邪魔している時に、という話です。愉快ですよね。
気のせいかもしれません。
でも、すべて、故人が私の近くにあいさつに来てくださった、と思うことにしています。
最後に苦しい思いをしなかっただろうか、今は解放されていらっしゃるんだろうか、そうでありますように。
私にステキな思い出を残してくださって本当にありがとう。心よりご冥福をお祈りいたします。