エメラルドシティでの輝かない生活

シアトル近辺でオットと息子の三人暮らし.子育てと日々の雑感.

思い出のベイリーズ

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アイルランドとイギリス

トレーダージョーズが好き、という話を書きました。

 

トレジョでまたまたいいものを見つけてしまいました。

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COLD BREW Coffee & Cream Liqueur

トレジョのサイトには載っていなかったんですが、この間行ったときは、山のように置いてありました。

見た瞬間に思いました。これはベイリーズのパチモン廉価版なんじゃないかと。

私、甘いお酒はあんまり好きじゃないんですが、ベイリーズは特別です。

実は、ベイリーズも昨年末あたりにQFC(Kroger 傘下のシアトル地元民御用達グロサリー)で、ギフトセットとしてカップとのセットで $20 というお値段で売られていたのを見つけて、どうしても素通りできなくて買っていました(売り場前を行ったり来たりした)。

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QFCにあったベイリーズのギフトセット

かれこれさかのぼること十数年前、結婚前の30代そこそこの時です。

昨日のイラストに書いたとおり、私は英語が超苦手で、中学英語すら全然わかっていないくらいでした。

それなのに、何の因果か外資系企業に勤めることになってしまって、そのころ必死で学習(特訓?)していたら、だんだん面白くなってきたんですね。たった数ヶ月でかなり上達しました。ほぼゼロからのスタートだったので、伸び率が半端なかっただけなんですけど、伸びている実感があると、すごく楽しくなるんですよね。
本当に学校教育って何なのかと思います。

 

気を良くした私は、語学留学してみようかな、と思うようになりました。
ただ、いきなり大枚はたいて数ヶ月単位で留学するのは勇気がいります。その間、収入もなくなりますし。それで、超短期の語学留学を体験してみることにしました。

それが、2週間のアイルランドです!

2週間くらいなら、夏休みに有休を少しくっつければ何とかなります。

 

でも、結果的には、語学学校に半年以上通っていた人たちの英語を聞いて、びっくりするくらい全然できていなかったことにショックを受けて、ただ英語圏で語学学校に通うだけでは英語ができるようにはならない、ということがわかって帰ってきました。結局は本人のやる気が一番大事、というごく当たり前のことに気づいただけでした。(そして結局英語できないまま今に至ります…)

ひとつ面白かったのが、アイルランドで英語を聞いていたら、英語もヨーロッパの中の一言語だ、ということをことあるごとに感じられたことです。雰囲気が似ているんですよね。米語にはそういう感じがしないんだけど。

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ダブリンのハードロックカフェ(当時撮影したもの)

語学留学には失望しましたが、でも、アイルランドは素晴らしかったです。当時、私はギネスビールに心底はまっていまして、それでほぼ何も知らないままアイルランドに決めた、みたいなところがありました。パブにも行けたし、ギネスビール工場、ウイスキーの醸造所見学も行けたし、ふつうにトリニティカレッジにも行き、滞在を満喫しました。

 

帰りの飛行機で、アイルランドのすばらしさを反芻していたところ、隣に座っていた素敵な女性がベイリーズをCAさんに頼んでいました。存在は知っていたものの、飲んだことがなかったので「おいしいですか」と聞いてみたら「あら、すごくおいしいよ。飲んでみる?」と言われ、勢いでイエス!と答えたら、わざわざCAさんを呼んで、「この人にもベイリーズを」と頼んでくれました。

一口飲んで、おいしい!と顔を上げたら、彼女が「でしょ?」という感じでにっこり笑いかけてくれました。

 

それが、私のベイリーズの思い出です。

 

ちなみに、トレジョにあった、コーヒー&クリームリカーは、やっぱりベイリーズとほぼ同じお味でした(でもお値段半額~)。

 

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