本当に天気が悪いです。
シアトルは、とにかく夏以外はさっぱりちっとも良くないです。よくこんな場所に住もうと思ったな、と先人たちに思いを馳せたりします。
今年は例年にも増して天気が悪い気がします。特に調べていないので本当のところは分からないんですが、パンデミックによる行動制限もあってよけいそんな気分になっているだけかもしれません。
「めぐり逢えたら」という、トム・ハンクスとメグ・ライアン主演の映画があったのをご存知でしょうか。
トム・ハンクスはシアトル、メグ・ライアンはニューヨーク、アメリカの西と東に分かれて住んでいる二人が、ニューヨークで出会うところがクライマックスという大人の恋愛映画です。今見ると、歯がかゆくなります(この気持ち、わかっていただけますでしょうか)。
この映画の中で笑ってしまったのが、メグ・ライアンがシアトルに行きたいから休暇が欲しい、と上司に話すシーンです。シアトルに行きたいという部下の話を聞いた上司が言ったセリフ。
「1年間に9ヶ月も雨が降るようなところに何で行くんだよ」
まあ、実際には9ヶ月も雨が降り続けるなんてことはないのですが、感覚的にそう言ってしまう気持ちはわかります。
アメリカ西海岸と言えば、年中温暖で気候の良いカリフォルニアの方が圧倒的に有名なので、余計にシアトルの天気の悪さが際立ちます。実際、雲画像を見ると、シアトル上空だけ雲がかかっていることが多いです(涙)
実は、ポートランドあたりからカナダのバンクーバーあたりまでが似たような気候なんですが、バンクーバーが天気悪いっていうイメージあまりないですよね。観光名所が少なすぎるせいかもしれないですね…取り立てて何かすごいものがあるわけじゃないので(なぜこんなところに住もうと…(冒頭に戻る))。
こんなに雨の多いシアトルですが、実は、東京の方が年間降水量は多いそうです。
東京は台風も来ますし、最近はゲリラ豪雨も夏の風物詩となりつつあります。
私が小学生の頃、日本は温暖湿潤気候と習ったのですが、近年は東京も雨季と乾季に分かれつつある、熱帯雨林気候に近づいているんじゃないか、という記事を読んだことがあります。
※旅行.info から引用させていただきました。
ということがわかったところで何の慰みにもならないわけですが、天気なんて人間の力では如何ともしがたいものの最たるものなので、ただただ耐え忍ぶしかありません。
だいぶ前ですが、友だちに「ビタミンDのサプリは効くよ」と聞いたので、最近は毎日サプリを飲んでいます。人間は太陽から離れては生きられないんだなぁと思います。
それにしても、「サプリ飲んでみたら」というあたり、ものすごくアメリカっぽいですね。
ついに、最近、Netflixも契約してしまいました… こうやって、月々の定期的な支払いがかさんでいくんだわ…
ますます引きこもっちゃう~!