エメラルドシティでの輝かない生活

シアトル近辺でオットと息子の三人暮らし.子育てと日々の雑感.

12月8日

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また観たい

12月8日はジョン・レノンが銃弾に倒れた日であり、私が愛してやまないシベリウス(フィンランドの作曲家)の誕生日です。

気付いたら過ぎていてびっくりしました。

 

一口に12月8日といっても、もちろんいろいろな記念日です。

誰かにとっては誕生日だったり、誰かにとっては大切な人の命日であるかもしれません。何か特定の感情を押し付けるべきではないです。

ただ、日本人にとってアメリカ人にとって忘れがたい日であることは確かだと思います。時差の関係で、アメリカでは12月7日なのですが。

 

79年前の12月8日(アメリカでは12月7日)、真珠湾攻撃から太平洋戦争開戦となりました。

 

息子が5年生の時にもパールハーバーの読み物がありました。
息子は特に何の感情もなくて、ただただリーディングが面倒でサマリー書きたくないとかその程度だったと思うのですが、私は「ああ、やっぱりアメリカでパールハーバーを学習することは避けられないのだな」と何とも言えない感情になりました。

(原爆についても学習しました。こちらも複雑。)

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Pearl harbor

これは、One Big Fat Notebook というシリーズの American History の中に書かれていた Pearl harbor の項目です。1ページほどですが、東条英機も登場しています。アメリカ軍が受けた被害について淡々と書かれており、これによって宣戦布告が宣言された、とあります。

余談ですが、このシリーズは学校の授業内容がイマイチわからないな、という時にすごく便利です。とてもやさしく丁寧に解説してあって、私のようにアメリカの基礎知識がない人間にはありがたいです。

 

さらに言うと、こちらのブログで知りました。みかえる (id:michelle_US)さん、ありがとうございます!

michelle-us.hatenablog.com

 

アメリカは歴史が浅いので、ひとつの出来事をものすごく深く掘り下げて学習する傾向があります(個人の感想です)。Elementary では、吐きそうになるくらい、これでもか、とイギリスからの独立戦争についてやりました。Reading だけじゃなくて、Social Study でも並行してやったので、本当に吐くかと思いました。ちょうどリモート学習が始まったころで、私もずいぶんサポートに入ったので、印象に深く残っています。

だから、パールハーバーについても、今後掘り下げてやる可能性があるのではないかと思っています。

 

アメリカは移民の国なので、歴史を取り上げるのはなかなか神経を使うだろうなと思います。独立戦争では、どうしてもイギリスが悪役のような描かれ方になってしまうのですが、当時の価値観からすると、イギリスの立場もいたしかたなかった点も多く、イギリスからの移民の生徒は、どういう感情でこれを読んだんだろうなと思ったりしました。

 

今年も12月8日を迎えて、そんなことをつらつら考えていました(すっかり忘れていたけど)。