エメラルドシティでの輝かない生活

シアトル近辺でオットと息子の三人暮らし.子育てと日々の雑感.

不審者ではありません

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よくやってしまいます

 以前、お散歩の話を書きました。

 外でもマスクをするというルールなので、マスクは必ず持って出ます。それから、私の目はちょっと光に弱いので、たいていサングラスをします。絵に描くのを忘れてしまったのですが、さらに帽子もかぶります。

 

そうです。
ステレオタイプの犯罪者のいでたちです。

 

トレイルを散歩していると、子供たちも当然遊んでいたりします。子供は歩くのが遅いので、たいていは、お先にどうぞ、と道を譲られます。

 

相手はマスクを着けていないことも多く、サングラスも帽子もない場合があります。相手はありのままの顔をさらしているわけです。
私からは、相手の表情が手に取るようにわかります。
トレイルで子供たちを遊ばせている人たちは、たいていとても感じのいい人たちです。そんなに嫌な目に遭ったことはありません。
(そもそも人とすれ違うこともあまりないです。)

ニコニコしながらどうぞ、と譲られます。

それで私も、彼らよりはフットワークが軽いので、早歩きで通り過ぎます。
"Hello" とか "Thank you" とか言いながら、軽く会釈したりします。相手に警戒されないように、笑顔を作って目を合わせて話すようにしています。通り過ぎざまに、子供たちにも微笑みかけたりするわけです。

 

私は無害ですよ~

 

保護者の方は、割と笑顔で対応してくださることが多いのですが、子供たちにいたっては、不審者を見るかのごとく、石のように固まっています。

 

いつも通り過ぎてから気づくのです。

帽子とサングラスとマスクをつけていたら、その下がどんな表情だろうと意味がないということに。

 おびえさせて、ごめんなさい。