以前、お散歩の話を書きました。
外でもマスクをするというルールなので、マスクは必ず持って出ます。それから、私の目はちょっと光に弱いので、たいていサングラスをします。絵に描くのを忘れてしまったのですが、さらに帽子もかぶります。
そうです。
ステレオタイプの犯罪者のいでたちです。
トレイルを散歩していると、子供たちも当然遊んでいたりします。子供は歩くのが遅いので、たいていは、お先にどうぞ、と道を譲られます。
相手はマスクを着けていないことも多く、サングラスも帽子もない場合があります。相手はありのままの顔をさらしているわけです。
私からは、相手の表情が手に取るようにわかります。
トレイルで子供たちを遊ばせている人たちは、たいていとても感じのいい人たちです。そんなに嫌な目に遭ったことはありません。
(そもそも人とすれ違うこともあまりないです。)
ニコニコしながらどうぞ、と譲られます。
それで私も、彼らよりはフットワークが軽いので、早歩きで通り過ぎます。
"Hello" とか "Thank you" とか言いながら、軽く会釈したりします。相手に警戒されないように、笑顔を作って目を合わせて話すようにしています。通り過ぎざまに、子供たちにも微笑みかけたりするわけです。
私は無害ですよ~
保護者の方は、割と笑顔で対応してくださることが多いのですが、子供たちにいたっては、不審者を見るかのごとく、石のように固まっています。
いつも通り過ぎてから気づくのです。
帽子とサングラスとマスクをつけていたら、その下がどんな表情だろうと意味がないということに。
おびえさせて、ごめんなさい。