またお散歩の話で恐縮です。半径2マイルくらいで生活しております。
散歩のお供、VOA Learning English で、気になる話題がありました。
意味的に二重否定ですごくわかりづらかったんですけど、マスク義務化することを禁止すると、障碍のある学生を差別することになるかもしれない、という話でした(たぶん…)。
マスクの義務化を禁止している(簡単に言えば、「マスクしろ」と強制するなということ?)州は、下記5州。
- アイオワ州
- オクラホマ州
- サウスカロライナ州
- テネシー州
- ユタ州
マスクを義務化してもらえないと、中には安全面で学校に戻れなくなる生徒が出てくるかもしれない、ということです。
バイデン政権が、これらの法案に対抗するための大統領令を出したわけですが、テネシー州知事は、大統領令に署名しつつ、学校でのマスク義務からその保護者を「オプトアウト」できるようにしたとか、フロリダ(上記5州には入っていないけど?)では、知事がマスク義務の禁止と言っているにもかかわらず、学校はそれに反して義務化するところが出てきて、さらにそれが訴訟沙汰にもなっているとか。
一方、アメリカ小児学会の調査によれば、子供の感染はこの1ヶ月で5倍にもなっているそうです。12歳未満の子供にワクチンを打つことができず、もちろん、疾患があったり特定の障碍を持つお子さんは重篤な症状が出る可能性も高いわけです。
世の中ってたいてい、勢いがあってうまくいっている時は、みんなで一致団結している時なんですよね。ん?逆かな?団結しているからうまくいっているのか。
でも、いったん流れが悪くなると、みんなの心もバラバラになっていくという。内部で分裂している場合じゃないのに、どんどん分裂しちゃう。
でも、マスクの有無で教育機会まで奪われてしまう人が出てしまうということは、公共性を考えても、マスク義務化一択じゃないかって私は思うんですが、そんなにかたくなに拒む理由って、ウイルスをばらまく以上に重要なことなんでしょうか?マスクの義務化するくらいだったら、学校をクローズしましょうってなっちゃうのかな。
まあでも、そんなに簡単にはいかないんでしょうね…
関係あるようなないような、ですが、この記事がシェアされてきました。
これっていろんな場面で応用できる話だな、と思いました。
マスクをつけることで、大事な人を守れるかもしれない、と思ったら、やっぱりマスクはつけますよね。それは直接感染させるということだけじゃなくて、医療従事者を守ることにもなりますし、もっと大きく見れば、このパンデミックで落ち込んだ経済も再生していくことにつながるかもしれない。
そういう大きな広がりも、小さな小さな経験の積み重ねと相手を知ろうとする想像力から始まるんじゃないかな、と思うのです。
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