Duo3.0 という、英語学習者なら一度は目にしたことがあるんじゃないかという英単語集があります。
紹介文によると
日本の「いろは歌」をヒントに、現代英語の重要単語1600語と重要熟語1000語を
重複なしで560本の英文に凝縮させました。
とあります。「いろは歌」がヒントだったのか…知らなかった…
私は自慢じゃないですが、英語はいまだにほとんど使い物にならないんですけど、英語学習歴は無駄に長いのです。
20代の頃、転職活動していた時にたまたま紹介された企業が米国系外資企業で、条件が良かったので、ほとんど何も考えずにエントリーしたのが、英語との最初の出会いです(義務教育除く)。
最初は、英文を山のように書かされて、泣きながら仕事していました。でも人間ってすごいもので、3ヶ月もしたらある程度(専門分野なら)英文書けるようになって、その後はアメリカ外資の働きやすさにどっぷりはまり、それ以来ずっと米系外資を転々としました(途中で今のオットに出会って、今に至ります)。
話が長くなりましたが、とにかく英語がんばらなくっちゃ、と思って買ったのがこの参考書です。すごく効率良さそうに見えますよね!重複なしで全部英文の中で単語覚えられるんですから。
裏書を見ると初版が2000年ですから、20年超のロングセラーです。
他の参考書はどうにも続かなかったんですが、DUO3.0とは相性が良かったみたいで、たぶん数十周くりかえし読んでいると思います。渡米前に毎日シャドーイングと音読しましたし、アメリカにももちろん持ってきていて、さっき出してきたら、トレジョのペーパーバッグでカバーしてありました(記憶がない)。
しかも、しおりにシアトルの観光名所、パイクプレースマーケットのポストカードを使っていました(まったく覚えてない)。
最後までやってある形跡があります。マルとか下線とか、何を思って書いたのか今となってはさっぱり意味が分かりません。
なぜ突然思い出したかというと、昨日の "abortion" もこれで覚えたからでした。
The pro-choice group protested a ban on abortion.
中絶合法賛成派グループが中絶の禁止に対して抗議した。
ちゃんと "pro-choice" も見出し語になっていました。
アメリカで生活していると、たまに「あっ、これはDUOで見た単語だ!」となることがあります。過去の自分と接触したような感慨深さがあります。
個人的には「abortion! リアルに使っているの初めて見た!」とテンション上がりましたが、ニュースとしてはもちろん最悪です。
歴史を紐解けばその悲惨さは明らかだし、やるべきことは法律で縛ることじゃないってみんな知っているはずなのになぁ…中絶禁止と言っている人たち、キャベツから子供が生まれるとでも思っているのかしら。
欧米で赤ちゃんはキャベツから生まれるという話、意味わからんと思ってたけど、このキャベツみたら説得力あるわ。種どこに売ってるんやろか… pic.twitter.com/lMfhNvyds5
— グロ子🥔growfood365 (@growfood365) March 16, 2017
ランキングに参加しています♪
ポチッとお願いします↓