以前、息子が現地校で Language Arts (国語)の補講クラスを取らされている話を書きました。
国語力(英語力)が、学年レベルを下回っている生徒が、有無を言わさず取らされるクラスなんですが、ある日、息子が嬉しそうに
補講クラス抜けることになった!
と帰ってきました。
だいたい年明けくらいに、来年度の選択科目の希望調査があり、4月ごろ、そういった補講クラスのお知らせがきていたんですが、今年は来ていなかったので、もしかして、と思っていたら、やっぱり抜けられることになったようです。
良かった!嬉しい!
ワシントン州では、ELPA21という、非英語話者生徒向けの英語力テストがあります。レベルは4段階で、4つのスキル(話す・聞く・読む・書く)それぞれにレベルがつきます。全技能でレベル4を達成すると、一応、ELLは卒業となります。
息子の場合、読書嫌い&自意識高めのため、自分の英語が恥ずかしくてネイティブとの会話はあまりしたくないけど、だからと言って読書もしないから英語力が伸びない、という負のスパイラルに入っていたんですが、昨年、ようやくすべてレベル4を達成して抜けることができました。
ただ、学年レベルとはまだまだ言い難く、ネイティブでも国語力が低い子たちと一緒に、補講クラスを受けていたのでした。
対面授業というのは大したもので、パンデミック始まってから1年ほどのオンライン授業で低下していた英語力が、対面になった後の1年で爆発的に伸びた気がします。
補講クラスの先生に息子は呼び止められて、
もうあなたはこのクラスは必要ないんじゃないかと思うんだけど、あなたはどうしたい?
と聞かれたそうです。もちろん息子はこれ以上こんなにだるい授業を受けたくなかったので(宿題もあるし)
もう必要ないです。
と食い気味に答えたそうです。
来年度は補講クラスがなくなったので、これで宿題のない、のんびりした選択科目を履修できる確率がかなり上がりました。
それにしても、生徒自身に「この授業必要?」って聞くあたりが面白いですよね。中には少しかみ砕いて教えてくれる補講クラスが好きな子もいるとは思うんですけど、たいていは「もういやです」って答えるんじゃないかしら。
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