ふたりが入居できた認知症専門施設ですが、簡単に面会ができず(感染対策)、電話で施設の方から話を聞くのみだったので、あまりその後の様子はわかっていませんでした。
いよいよ老人ホームへ
長期戦を覚悟していた6月上旬でしたが、弟からも特に知らせもなく(海外出張に行きまくっていたので、余裕もなかったし、特に中国ではLINEが使えませんでした…)、いよいよ夏に私が帰国するにあたり、6月下旬に連絡を取ってみました。
すると、びっくりしたことに
経過が良好なので、7月中に元の介護付有料老人ホームに戻れる(父は初めて)ことになりそう
と返ってきました。
どんなミラクルがあったのでしょうか。
老人ホームの方であれば、面会もできるだろう、とのことでした。
自分の日本一時帰国準備開始
意外な展開に浮足立つ私。
施設へのお土産や、苦労をかけている弟へのお土産などを物色し始めました。
全然関係ないのですが、この流れでトレジョのエコバッグが日本でえらい金額で売られていることを知りました。
※ビジネスチャンス!!(個人使用目的として買ったものを転売すると違法なので、簡単にメルカリ等で売ってはいけません)
私が一時帰国を準備していた7月中旬、無事にふたりが老人ホームに入居したという知らせがありました。
ようやく!夫婦ふたりで同じ部屋で暮らすことができるようになりました!
嬉しい!良かった!
予測不能の老人たち
いえいえ、そんなにことはうまく進まないのです。
元の施設(老人ホーム)に入って数日で、施設の方から相談があったようです。
父は動けないのでそんなに問題ないのですが、問題は母の方でした。
家族のことを慮って、オブラートに包んで説明してくださるのですが、おおよそはこのようなことでした。
- 自分の部屋はわかっているが、トイレも部屋の中にあることがなかなか理解できない
- トイレは外にあると思い込んでいるので、他の入居者の部屋に入ってトイレをすます
- そこの入居者の私物(タオル等)も使ってしまう
スタッフの方々もずっと母に張り付いているわけにもいきません。これは問題でした。
なんだか当時のメモを読んでいるだけで胃が痛くなってきます。
現在、母は別の施設に入居していて、安定しています。
今はもう、胃が痛くなるような状況はないってわかってはいるのですが、人間の気持ちもそんなに簡単ではないんですよね。
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