エメラルドシティでの輝かない生活

シアトル近辺でオットと息子の三人暮らし.子育てと日々の雑感.

なぜオットがなかなか機内に乗ってこなかったのか

歩きスマホは危険です

昨日の「フライトの遅延」のこぼれ話です。

seattle-jp.hatenablog.com

行きの飛行機、トランジットでバンクーバー発成田行きの飛行機に、オットがなかなか乗ってこなくて、私と息子が乗った30分後にようやくやってきたのはいったいなぜか、という話です。

 

セキュリティにもかかわるので、あまり細かいことは書けないんですけど、彼のうっかりのせいで、日本にたどり着けないところでした(私と息子は問題ない)。

 

1時間以上遅れてバンクーバーに着いて、スタッフの誘導でさくさくと乗継便の搭乗ゲートまでたどり着くことができました。ゲートでスタッフに搭乗券を見せて通ったところまでは、オットは確かに私と息子の後ろにいたことを確認しています。ちゃんと後ろにいるか、私が振り向いて確認したからです。

だから、ここから飛行機本体に乗るまでのたった30mくらいの間に何かが起こったことになります。この短い間に何かが起こることなんてあるんでしょうか??

 

あるんですよ…

 

オットは大好きな iPhone13pro で、搭乗までの一部始終を撮影しておりました。ビデオ編集がどうやら好きみたいで、限定公開で YouTube に旅行のビデオをあげています。本人曰く

YouTube にあげておけば、オレのストレージが圧迫されないだろ

ということでしたが、オレ様の編集したナイスなビデオを見てもらいたいだけだと私は思っています。でももちろん、すぐに親戚などにシェアできるのは助かりますよね!

(飛行機つながりで)
数年前に行ったシアトルの航空博物館

トランジットでしたし、搭乗時間はとうに過ぎていますので、搭乗口から機内までの間は私たち家族しか歩いていませんでした。これも運が悪かったんだと思います。

撮影に夢中でスマホの画面しか見ていなかったオットは、顔を上げたら私と息子の姿が見えず、よくわからないまままっすぐ進んだみたいでした。

実は、顔を上げた時点で「エコノミーはこちら」という看板を通り過ぎていたんですね。ちゃんとドアが開いていて、いかにもこちらが機内ですよ、という通路が左側に開いていたにもかかわらず、気づかずにずんずんまっすぐ進んでしまったんだそうです。信じられない。

 

進んだ結果、スタッフオンリーの通路に出てしまいました。しばらくそれにも気づかずにずんずん進んでしまったそうなんですが、一般客がどこにも見当たらず、どうやらこの道は違うかもしれないと気づいた時には、すでにスタッフ用IDがないと抜け出せない場所に来ていたそうです。信じられない(2回目)。

 

何とか働いているスタッフと思われる人を見つけて声をかけ、事情を話して、とにかく飛行機が出ちゃうので超焦っている、という意思を伝え、何とか搭乗ゲートまで戻してもらったんだそうです。超迷惑。本当に信じられない(3回目)。

 

というわけで、無事に私たちの隣の席に彼はやってきました。

たった30m歩くだけで良かったところを30分もかけて。

 

しばらくして、セキュリティの人が彼のところに来て、どこかへ連れていかれました。

戻ってきてから聞いたら、どうやらこってり絞られて、何やら書かされたみたいです。スパイだったりしたら大変ですからね。

 

あとで自分のビデオを見返したら、「エコノミークラスはこちら」の看板が通り過ぎているところも映っていたそうです。はー…信じられない(4回目)。

 

とにかく、スタッフの方々のご厚意で、無事に日本にたどり着くことができました。ありがとうございました。

大事なところでは、スマホからは目を離して、まっすぐ前を見て歩くことを強くお勧めいたします。

 

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