エメラルドシティでの輝かない生活

シアトル近辺でオットと息子の三人暮らし.子育てと日々の雑感.

アメリカ連邦議会が

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こういう日に晴れてくれてよかった

昨日は、とても衝撃的な一日でした…

www.bbc.com

この記事によると、4人が亡くなったとあります。

昨日のニュースはずっとこの話で持ちきりでした。
他にも州内の高校で発砲事件があったり、最近のストームで土砂崩れが起きたり、とにかく暗いニュースばかりでした。辛い。

トランプ大統領が目指している政治って何なんだろう、と思うのです。

今回の事件を彼が先導したわけじゃないと私は思っていますが、だとしても、こういう事件が起こるきっかけを作り出してしまった責任はあると思います。

 

選挙結果に対して頑なに抵抗しているのは、どんな理由なのでしょうか?

民主党側に選挙不正があったと言い続けていますが、確たる証拠が挙がらず、あらゆる訴状が不起訴になっています。
どちらの主張が正しいのか、私にはわかりません。
ただ言えるのは、民主主義の根幹である選挙そのものの信用がなくなり、武力で自分の意見を主張するようになったら、もう民主主義の終焉です。法治国家とはいったい何なのかと問うべきです。

 

トランプ大統領はとても魅力がある人物のようです。

以前書きました(トランプ大統領の目指したアメリカ)が、トランプ大統領の就任演説は、力があって希望に満ち溢れていて、聞く人が聞いたら心に刺さるだろうなと思います。熱狂的な支持者がいるのも、わからないではないです。

だからこそアメリカ人の諸君よ。住む街が近くとも遠くとも、小さくとも大きくとも、山や海に囲まれていようとも、この言葉を聞いてもらいたい。即ち、

諸君は二度と無視されなどしない。

諸君の声、諸君の希望、諸君の夢はアメリカの運命を決する。そして諸君の勇気、善良さ、愛は我々の歩む道を永遠に導く。

共に、我々はアメリカを再び強くする。

我々はアメリカを再び豊かにする。

我々はアメリカを再び誇り高くする。

我々はアメリカを再び安全にする。

そして共に、我々はアメリカを再び偉大にする。

ありがとう。諸君に神のご加護を。アメリカ合衆国に神の永遠のご加護を。

 ドナルド・トランプの大統領就任演説 - Wikisource より

 

本当に国を憂いて、不正選挙で勝利したバイデンにこの職務はどうしても渡すことはできない、と真剣に考えての行動であれば、私も彼の行動に納得しないことはないです(納得はしても許容はしませんが)。

でも、結局混乱を招いて死者まで出してしまいました。

 

今はコロナで人々の心が荒んでいる状況です。一触即発です。
不正選挙だと戦う権利はもちろんあります。それを私は否定しません。
でも、死人を出すようなやり方しかなかったのだろうか、それが大統領のやることなのだろうか。本当に民主党側に不正があったとしても、私はやはりトランプが大統領を続投するべきではないと思っています。

(結局、バイデン氏勝利が確定しましたね。)