エメラルドシティでの輝かない生活

シアトル近辺でオットと息子の三人暮らし.子育てと日々の雑感.

おやすみのハグ

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でも好き

斗比主さん(id:topisyu)のブログを読んでいると、お子さんを毎日ぎゅっと抱きしめる、という内容の話がたまに出てきます。

 

これすごくいいな!と思って、ダメもとで息子に提案したら、素直にOkしてくれました。あんまり素直に言うものだから、こっちが恥ずかしくなってしまったくらいです(書いていて今も恥ずかしい…きゃ💕)。

それから1か月くらい経ちましたが、今もほぼ毎晩、寝る前にハグしています。すでに私より大きくなってしまって、抱きごたえがあります。

ハグしてみてわかったのですが、脳内に何かいつもと違う物質が分泌されているような感覚になります。なんだろう、幸せな気持ちってことかな?

 

いつの間にかやらなくなってしまったんですが、4年生くらいまでは、毎晩本の読み聞かせをしていました。私自身が本の読み聞かせが好きということもあるのですが、物語を二人で共有するのがすごく楽しかったです。なんて貴重な体験だったろう、と思います。

ほこらの神さま

ほこらの神さま

  • 作者:富安 陽子
  • 発売日: 2002/01/01
  • メディア: 単行本
 

今でも息子との会話に出る、この「ほこらの神様」は、読んでいた時、すごく盛り上がりました。これは補習校の図書室にあって、何度か借りて、2, 3回は読んだと思います。続きが気になって、もうちょっともうちょっと、とせがまれました。

余談ですが、これがきっかけで、私は富安陽子さんのファンになってしまいました。息子には当時難しかったので読み聞かせはしませんでしたが、「天と地の方程式」は最高に面白かったです。これも自分が小学生の時に読みたかった。

タイムチケット (福音館創作童話シリーズ)

タイムチケット (福音館創作童話シリーズ)

 

もうひとつ、この「タイムチケット」も複数回読みました。

タイトルからわかるとおり、タイムトラベルものです。急がないと現代に帰ってこられなくなっちゃう!みたいなハラハラや謎解きのようなものもあって、これも二人で盛り上がりました。

 

読み聞かせも復活させたい、と目論んではいるのですが、ハグと違って時間がかかるので、息子があまり乗り気じゃなくてできていません。親子で何かを共有する時間は、子供が大きくなるにつれてどんどん少なくなっていきます。今はもう旅行くらいかなぁ。

 

でも、ハグの効果なのか、ハグした後、しばらく二人であれこれ話をすることが増えました。友達から聞いたことやYouTubeで見たことを話してくれて、私がその感想を言ったり、逆に私がニュースになっていることを話してどう思うか彼に意見を聞いたり、どれもこれも他愛もないことです。でも、こういうことを数年後に思い出して泣いてしまうのかもしれないですね。今でもすでに、愛おしい時間だなぁと思ってかみしめています。

 

ハグはいつでもどこでも簡単にできるスキンシップです。そんなに簡単なことにもかかわらず、その効果は絶大です。もっと早くやればよかった。

また明日、元気に過ごそうね。