息子の定期健診の話の続きです。
何とか予約を済ませて、健診当日です。息子には何度も伝えてあったはずなのに、授業が終わってから「今日は健診だよ。注射もするよ」と言ったら、
え!…そうだっけ?聞いてない
と青ざめながら言いました。オットと同じで、自分に興味がない話題はスルーする仕様です。オットと同じ人種だとすると、息子が今後人の話を関心をもって聞けるようになるはず、という期待はしないことにします。
社会に出てから苦労するがよい。
まず、受付。
受付で予約している旨を伝えると、胸に日付シールを貼られました。シールと言っても、よくあるフォルダのインデックスシールに、雑に日付が書いてあるだけです。予約あり、の意味かもしれません。こういう雑なやり方にシンパシーを感じます。
今度は予約確認のための受付に通されます。コロナじゃなかったら、シール受付はなくて、この受付だけなんだと思います。
ここで名前を告げて、診察用のカルテ的なものを渡されます。個人識別シールも10枚くらいついていました。血液検査なんかをするときに、試験管に貼るんだと思われます。
そこの廊下の突き当りにある、x番の部屋に入ってください、と通されました。
部屋のドアには
「このドアが閉まっている時には、ほかの誰かが部屋にいます。廊下の空いている席に座ってお待ちください」
と書かれていました。アメリカのクリニックは基本的に個室だし、大勢の患者と一緒に待合室で待つということがないのがいいですね。コロナ禍ではとても役に立っていると思います。
廊下は誰もいません。めちゃめちゃソーシャルディスタンスです。
すぐに呼ばれて、まずは看護師に、アレルギーや最後に打った予防接種、最近の病歴などについて軽く聞かれました。予防接種、いつやったかな…全然覚えてないけど、昨年は何もしていないです。
学校からのレターを渡して、Tdap 受けないといけないんです、と伝えると、
「ふーん、じゃあ、今日は5本打てるけど、全部やりますか?」
と言われました。
5本?5本いっぺんにやるの?
電子カルテを確認しながらだったので、息子のこれまでの接種歴と年齢で打ち出された結果だったと思うんですが、5本?
一応、全部やって問題ないの?と聞くと、問題ない、と答えます(そりゃそうだ。提案しているくらいだから)。
ちょっと考えて、どうせいつかは全部やるものだし、はいわかりました、今日5本やってください、と伝えてしまいました。その時の息子の顔…目を見開いて、お母さんバカじゃないの、と言いたげな顔をしていました。
ごめ~ん💦でもやっちゃってー。
でも。この判断がのちに後悔することに…重ねてごめんよー。
そのあとは、一通り検査をしてくれました。
- 身長、体重
- 視力・聴力検査
これらが終わると、検査用の寝巻みたいなのを渡されて、着替えるよう言われました。着替え終わったころ、ドクター登場。
以前も太っていたけど、さらに大きくなられていました。日本人が想像するステレオタイプな白人、ブロンドヘアーにブルーの瞳です。ニコニコしながらの登場、クリニックにお任せでかかりつけ医になってくださいましたが、これが当たりのドクターでした。
というところで、信じられないことに、今回も診察までたどり着けませんでした…無駄話が多すぎるんですよね。知ってます。知ってるけど削れない。
まさかの三部作になります。
この話、続きます。
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