昨日、トランポリンの話を書きました。おすすめですよ!トランポリン!!
うちは、テレビで YouTube や Netflix などの動画コンテンツが見られるようにしてあります。
そして、トランポリンはテレビの真正面です。
ということは。
飛びながら映画が見られますー!
夜寝る前になんだか足がだるいな、と思ったのは、調子に乗って45分も飛んじゃったせいでした…翌日は足の付け根あたりが筋肉痛で、歩くのも結構大変でした。寄る年波には勝てません。なんでもほどほどが大事です!
その時に見た映画は、ジョン・グリシャムの「The Client 依頼人」です。
まだ新しいだろ、と思ったんですが、1994年、もう27年も前の映画でした。うそでしょ…27年前に自分がすでに大人だったなんて…当時、映画館で観ました。
その後公開されたジョン・グリシャム作品、「A Time to Kill 評決のとき」は何回も見ました。私が法廷ドラマにはまったのは、これがきっかけと言って過言ではないです。陪審員制度を知ったのも、たぶんこの映画だったと思います。マシュー・マコノヒーの最終弁論は毎回号泣でした。
さてこの「依頼人」、11歳と8歳の子供が自殺現場に居合わせたり、タバコ吸ったり、なかなか今だとコンプラ的にできないだろうな、という表現がたくさんありました。それでもやっぱり良かったです。トミー・リー・ジョーンズなんて、宇宙人としてしか最近見てなかったので(BOSSのCM)、やり手の検事役とか悪い顔していてこれも良かったです。
スーザン・サランドン演じる弁護士が、終始一貫して、子供を子供扱いせず、一人の人間としてリスペクトする姿勢は、子育て中の私としても学べるところがたくさんありました。
彼女が依頼人である少年の信頼を得ていく姿が素敵でした。
中盤、こんなやり取りがあります。
そういう大人、多いんだ
~中略~
かっこいい!
子供に取り入るわけでもなく、知ったかぶりもせず、対等に会話をしようとしています。こういう、ちょっとしたことの積み重ねで、なかなか小難しい年齢の少年の信頼を獲得していく姿が美しかったです。
こざかしいことをせずに真摯に向き合うって、子供に限らず、人間関係において大事なことだなぁ、と改めて思ったのでした。
この映画、途中で主人公がピンチになってハラハラする場面が出てくるんですが、それを見ながらトランポリンは無理でした…トランポリンの上で立ち尽くして、ぎゃーぎゃー声出していたババアは私です(息子に「お母さん、声出しすぎ」と言われました)。
トランポリンするときに見るものは、もっと軽~いのにしないとですね。