エメラルドシティでの輝かない生活

シアトル近辺でオットと息子の三人暮らし.子育てと日々の雑感.

子供の成長は嬉しくもあり寂しくもあり

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なぞの効果音「でゅくし」

3月に入ってしまいました。すでに数日過ぎていて、ビビりました…いつ3月になったんですか?

 

補習校も今年度はあと数回で終わりです。とうとう、一度も学校行かないまま終わってしまいます。現地校もオープンしていないですし、補習校はいつになるやらですね。本当に絶望です。お友達とほとんど交流ないままなんて、補習校のメリットの8割減と言ってもいいくらいのインパクトでした(もうこれは仕方ないし、だれも悪くない)。

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暖かくなってきました

息子は現地校だろうが補習校だろうが、とにかく勉強が好きじゃないので、学校が開いていない今の状況はウェルカムだそうですが、ただ一点、補習校は気持ちが楽になる、と言っていました。もう渡米して5年以上たつというのに、いまだに日本語の方がめちゃめちゃ強いので、そうだろうなぁ、と薄目で見ています。

個人的には、補習校はあと1年くらいでもうじゅうぶんかなぁと思ったりしています。もう二足のわらじは疲れました。大学に入るときに補習校を続けていればプラスになるよって言われたんですけど、そんなことのために貴重な子供時代を無駄にしたくないです。いえ、無駄にするかどうかはもちろん息子次第ですが。

 

小さいときは、「英語英語」って心配していましたが、もうそんなにがんばらなくてもいいかな、と最近は思っています。友達を作りたければ、何とかコミュニケーション取ろうとすると思いますし、高校生になるころには、自分ががんばりたいことはさすがに見えてくるはずです。その時に「英語を伸ばしたい」と言ってくれば、その時に一緒に考えればいいかなーくらいに思っています。

 

彼の人生は彼のものです。

親としては、困ったときに困ったといえる存在でいればいいかな、くらいに考えるようになりました。もちろん、生きていく上での基本的なこと(家事全般や礼儀など)はイヤでも何でも身につけさせようとは思っています。自分の世話をしてもらうために結婚するなんて考えるなよ、と口を酸っぱくして言っています。

あとは、自分で考えて切り開いていけると信じています。信じるって意外と難しい。

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春~♪

それにしても、息子は本当に成長したと思います。

優秀とは言えませんが、渡米直後に比べたら、当たり前ですけど雲泥の差です。言われなくても自分で宿題を確認して一人でやるようになりました。作文も、自分であっという間に仕上げてしまいます。低学年の頃はあんなに苦労して作文書いていたのに(涙)

現地校は学校のデータベースにアクセスすれば、ある程度宿題をやったかどうか、達成できているかどうかの確認はできます。不当な成績がついているような場合は、私から先生にメールすることもありますが、先生とのやり取りも、ほぼ自分でやるようになりました。ビビります。

思春期で、親に自分の個人的なことを知られたくない、という意思が強すぎるだけなのかもしれないですけど、動機はどうあれ、この成長は素直に喜びたいです。

 

つい先日、息子が何も言わないうちに机に向かって宿題を始めたので「すごいえらいね~」と何気なく声を掛けたら

「お母さん、それはなんか違うと思う。宿題はやらなくちゃいけないものでしょ?それをやっているからってえらいわけじゃないよ」

と言われました。

いやいやそうかもしれないけどさ、数年前までは言っても言ってもやってくれなかったのに何も言わなくてもやるようになって、本当にえらいと思ったんだもん。

 

乳幼児の時は、早く大きくなれ~と念じていたのに、大きくなると寂しくなるのは、私の勝手ですね。