先週から続いております、息子の定期健診の話、第4話でございます。
前回のお話↓
ドクターがにこやかに去っていき、入れ替わりで最初のナースが入ってきました。ワクチンと思われるものと、注射器、消毒、ばんそうこうなどなどが載ったカートを持参しています。いっぱいあるわー。
第2話で、ナースから衝撃の5本打ちを告げられ、息子は気が気ではありません。
前回書き忘れちゃったんですが、ドクターの診察の時も、一番最初に「5種類打つって言われたんですが、1本で済むんですか?それとも5本打つんですか?」と質問していました。混合ワクチンがありますからね。
ドクターは苦笑いして
「まとめては打てないんだよ。1本ずつね。でも、5本打つのはそんなに珍しい話じゃないからね」
とにこやかに対応していました。その後、何のワクチンを打つのか、丁寧に説明してくれました(息子は5本別々に打つのがショックすぎて、その後の話は全然聞こえてないかったです)。
- Tdap (百日咳、破傷風、ジフテリアの三種混合) booster
学校に通うのに必須ワクチン。boosterなので、追加接種。百日咳は長くても10年程度で免疫が低下するので、追加接種が必須でない日本では、成人で流行することがあるらしいです。 - flu
インフルエンザ。ちゃんと見てなくて打つことになっちゃったんですが、これは打たなくても良かったかも。 - Hepatitis A
A型肝炎。任意ですが、打てるものなら打っておきたい。 - Meningococcal meningitis
髄膜炎菌。これも任意。学区によっては必須になっているところもあるようです。 - HPV
ヒトパピローマウイルス。任意。子宮頸がん予防として一番知られていますが、他にも肛門や膣のがん予防になるそうです。
ドクターが「大切な人に移さないために打つんだよ」とおっしゃっていました(じーん)。日本では、厚労省に接種を止められて以来、印象が悪くなってしまったワクチンです。調べてみたら、男性のがん予防(肛門、咽頭など)にもなるようです。
というわけで、5本!打ちますよ!
「さ、私といろんな話をしましょう。学校楽しい?」
ナースのなんでもない会話から接種が始まりました。ナースは本当に手馴れていて、息子の腕を持ち上げると、次々と刺していきます。ものすごい手際の良さです。その間も、息子の気を紛らわせるために、矢継ぎ早に質問しています。
「オンラインと対面とどっちがいい?」「そうだよね、患者さんでも男の子はみんなオンラインがいいって言ってたよ」「なんでオンラインの方がいいの?」「みんなと会いたくない?」
最初は答えていた息子が、どんどん目がうつろになってうんともすんとも言わなくなってきました。大丈夫かな、というところで、
「はい、おしまい」
息子の右腕には2枚、左腕に3枚、それぞれカラフルなばんそうこうが貼られていました。うー、痛々しい。
これにて健診はすべて終了です。無事に終わって本当に良かった。
なんだかんだで1時間近くかかってしまいました。
帰りの車で、「腕が痛い。すごく痛かったし、今も痛い」としきりに言っていました。よくがんばったな!えらい!
さて後日談。
その日は「腕がだるくてちょっと痛い」とは言っていましたが別に何ともなく過ごしました。ところが、翌朝はあまり食欲がなく、授業も布団に転がりながら受けていました(オンラインでよかった)。様子が変なので、聞いてみると左腕が痛いと言っています。見るとちょっと腫れていました(そんなに見た目はひどくない)。
授業が終わってから、2時間くらいこんこんと眠っていました。どの注射のせいなのかわかりませんが(組み合わせかもしれない)、何となく気分が悪かったようです。副反応でしょう。でも、夕飯は食べていましたし、翌日はケロッとしていました。
大事に至らなくて良かったですが、やっぱり5本は負担が大きかったかな、と反省しました。もうそんなに打つことないと思うけど…
注射はなるべく休みの前日にした方がいい、というのが今回の大きな教訓です。習い事二つもお休みしました…
参考までに、ジャングルシティの予防接種のまとめページがとてもわかりやすくてよかったです。
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