シアトルの冬です。毎日雨ですが、通常運転です。
それにしても、毎日毎日、こうも雨が続くとげんなりします。
シアトルの人だけに限るのか、アメリカ全体がそうなのかわかりませんが、外を歩く人は傘を差しません。
先日、土砂降りの中買い物に行ったら、滝修行のように大量の雨を浴びながら信号待ちをしている人を見かけました。レインスーツは着ていましたが、立ち姿は晴れているかのようでした。やせ我慢なのか、本当に気にしていないのかよくわかりませんが、体調崩さないのかな、とは思いました。今は風邪ひとつでも怖いですからね。
傘を使うと片手が使えなくなるとか、それは不便だとは思いますが、彼らの意識の根底には
「傘はダサい」
という感覚があると聞いたことがあります。
私からすると、雨に打たれながら信号待ちしている方がよっぽどダサい(というかちょっと頭大丈夫かな)と思いますが、本人がそれでいいと思っているのだと思うので、私がとやかく言う問題じゃないですね。
息子が保育園に通いだしたころ、
「息子さん、この絵本が大のお気に入りなんですよ」
と先生が見せてくださった本があります。
めちゃめちゃかわいいですよね!
息子はこのシーンが大好きだったみたいで、挿絵のネコを指さしては何か話していたようです(まだ話せなかったけど)。
速攻この絵本を買って家でも読み聞かせましたが、私の読み聞かせでは心に響かなかったようで、ちっとも集中してくれませんでした…(涙)
その後もめげずに、寝る前は必ず、絵本や大きくなってからは挿絵多めの児童書を読み続けました。いつの間にかしなくなってしまいましたが、少なくとも4年生まで続いていました。今にして思うと、あれはとても貴重な習慣だったなぁと思います。
分厚い雲に覆われた空を見て、「くもさん どいて おつきさまの おかおが みえない」を思い出しました(月じゃなくて太陽ですが)。
この絵本のオチをご存知ですか?
どうして雲がお月さまを隠してしまったか、かわいらしい謎が解けるのです。それもまた、とても素敵です。
英語版もあるんですね。