まさかの三話目です。
今回はあってもなくてもいい話ですが、おまけで書くことにしました。
テレビ観戦した競技
パリにいたことで、時差が全くないというのが素晴らしい点のひとつですね。
テレビ観戦もかなりしました。
男子バスケット(日本 vs. フランス)
ものすごく悔しい試合でした。
勝てると思ったのに最後にやられてしまって、しばらく家族全員魂が抜けたみたいになっていました。見に行きたかったのですが、会場がかなりベルギーに近い場所でフランス版新幹線みたいなのに乗って2時間くらいかかるので断念しました。
男子バレーボール(日本 vs. イタリア)
これもめちゃくちゃ悔しい試合でした。
日本が2セット先取した時点で、もしかして!と思って、速攻準決勝のリセールをチェックして、チケット争奪競争を勝ち抜いて何とか(高額だけど)チケットを買いました。同じことをしていた日本の方、多数いたと思います。
3セット目以降はイタリアにすべて取られてしまいましたが、全然関係ない私ですらこんなに胃がキリキリする思いで観戦したので、選手やスタッフたちはどんな思いで過ごされたんでしょうか。
さて、おかげさまで、この試合がきっかけで息子と二人でポーランド戦を見ました(男子バレーボール準決勝で述べた通り)。日本が勝っても結局、日本戦はこのチケットでは見られなかったわけですが、結果的には、これが最高の思い出となりました。
素晴らしい試合をありがとうございました。
男子バレーボール決勝(フランス vs. ポーランド)
ライブ放送での観戦に関しては、アメリカの NBC Sports のアプリを使っていたのですが、なぜかこの試合の放送がなく、仕方なく日本の TVer で見ることになったのですが、ライブ放送のクオリティが良くなく、すぐに通信エラーになってしまってイライラしました。無料なので文句は言えません。
でもよく考えたらフランス戦だったので、部屋のテレビでふつうに見られたかもしれません。どうして思いつかなかった私…
女子水球の観戦のため、第2セット終了した時点で部屋を出ねばならず、電車の中で結果を知りました。ポーランドがフランスにストレート負け。Polska にすっかり心奪われていた息子はかなりがっかりしていました。ただ、私たちが観戦した試合がやっぱり一番だったね、決勝戦見られなくてもどうってことないよね、などとろくでもないことを言って慰めあったのでした。
まとめ
前にも書きましたが、これほど一気に様々なスポーツを観戦する機会は、オリンピック以外にはないのではないかと思いました。
レスリングのところにも書きましたが、人口もGDPも人種も文化的背景も本当に様々な国と地域の人がパリに来て戦っているということが、奇跡のような感動がありました。韓国と北朝鮮の選手が一緒にセルフィを撮っていたり、ウクライナの選手がメダルを取っていたり(「ウクライナ!」と応援されていました。「ユークレイン」じゃない!)、その他、小さな国々の選手にもサポーターの応援があって、この人たちはどうやってここに来て同胞の選手を応援しているのか、さまざまなことを考えました。
もしかしたら、そもそもパリ在住の同胞の方々かもしれませんが、そればかりではないはずです。
日本のメダル数は中国・アメリカについで3位だったそうですが、それだけの選手団を結成できること自体が、幸運なのかもしれません。親ガチャ、という言葉ができて久しいですが、国ガチャの方がより深刻だよね、としみじみ感じたのでした。
次回は観光編です!
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