昨日、起きてカーテンを開けたら、少し雪が積もっていて「うわっ」と思わず声を出してしまいました。
ここシアトルは、緯度は高いんですが、雪があまり降りません。むしろ、最近は雨ばかりでした。
気温が高めなのですぐ溶けちゃうと思いますが、昨晩そんなに寒かったのかしら。
確かに、スキー場へ行く道は、午後からだんだん怪しくなってきて、とうとう一部通行止めになっていたみたいでした。下界はわりといい天気だったのでびっくりしました。
(オットがスキーに行こうかどうしようか、とずっと交通情報見ていました。全然関係ないですが、そんなにスキー好きとは知らなかった、と言ったら、「今日はスーパーボウルで絶対空いているし、運動不足が深刻だから」と現実的な回答されました。)
そういえば、東京でも大雪降って息子と遊んだなーと写真をあさったら出てきました。
なんだよー、めちゃめちゃかわいいよー。
この時、保育園がどうだったか会社がどうだったか有休取ったのか無理やり行ったのか、何も覚えていません。週末だったのかもしれないです。
とにかくモリモリ降って、朝は一面の銀世界。いつもはざわざわしている通りもこの日はしんとしていました。隣近所はスコップで雪かきされていたんですが、うちにはそんな準備もなく、何で雪かきしたんだろう、大変だったけど楽しい思い出です。
息子は物心ついてからほぼ初めての雪で、大喜びで雪かきのお手伝いしてくれました。右手に持っているのは、布団たたきです(笑)
この布団たたき、どこに行ったんだろう。引っ越しの時に捨ててしまったのかな。記憶にありません。
「ゆきのひ」という絵本をご存じでしょうか。
原本は英語です。
さっき調べてみたら、この本が発表されたのがちょうど50年位前、当時は黒人が物語の主人公になることにかなりの衝撃があったみたいですね。こんなに美しい絵本にそんな背景があったとは知りませんでした。
本の内容自体は、ただただ男の子が雪で遊ぶ姿を描いているだけの、でもそれなのにこの美しい色彩と暖かさに魅了される素敵な絵本です。表紙だけでもずっと眺めていられますよね。
ちょっと昔のことを思い出したら、なんだかほっこりしました。
雪を見ると「げー」と思っちゃうような薄汚れた大人ですが、昔の写真と美しい絵本で人間の心を取り戻しました。よかったよかった。