補習校の話です。
今年はどうも、厳しめの先生に当たったようです。
先週の宿題の講評がメールで届いたのですが、そんな書き方しなくても、とちょっと凹みました。メールしか連絡手段はないので、できれば文面をもうちょっと柔らかくしていただけたらいいなーと思うのですが、先生にも先生のお考えがあるのでぐっと飲み込みます。
そもそも補習校は、日本語を維持するだけにのみならず、日本に帰国した時に日本の公教育に戻っても困らないようにすることを目的としているので、ある程度厳しくなるのは仕方ないです。
でも、厳しすぎる指導の目的って何だろう、と思います。
指導者側が「あなたのためを思って厳しくしている」とか言い出すのはあまり好きではないです。どちらかというと、自分のエゴなんじゃないかと思うこともあります。気に入らない回答は気に入るように指導したいから。
本当にごめんなさい、私は先生という職業をしたことがないので、私の主観だけで言わせてもらいます。
しかも、補習校の先生は日本の先生のように、専任でやっていらっしゃらない方がほとんどです。だから、先生をやってくださっているだけで、本当にありがたいのです。ふだんはどの先生も熱心ですし、全体としては不満はありません。
感謝が前提であることは理解していただきたいと思います。
(書いていて思ったんですが、現地校でもそういう先生がいらっしゃいます。割合は少ないような気がしますが。)
その前提で、正直なことを言わせていただきますと…
細かくて厳しい指導って、先生の仕事を一生懸命しているように見えます。時間もかかるし。
これは別に先生だけに限らず、どんな仕事でもそうだと思います。たとえばコンビニのアルバイトでもそうです。
雑誌を並べたり、陳列したり、掃除をしたり、やることは山のようにあります。それらをひとつひとつ、ものすごく細かくやったとします。それを後輩のバイトにも「オレのように細かくしっかりやれよ」と指導したとします。自分のようにうまくできなかったら、また細かく指導するわけです。
もちろん、清潔で何もかも整然としている店舗は美しいですし、気持ちは良いです。でも、後輩くんはそれをとても負担に感じます。辛くてバイトを辞めてしまうかもしれません。
誰もバイトが続かない、みんな根性が足りない、とか言い出します。常に人不足で顧客をさばききれなくなります。自分のシフトが増えてしまいます。でも、細かくなんでもきちんとやりたいので、お客さんが入ってくるとイライラしたりします。誰も買い物に来るなよ、と思ったりするようになるかもしれません。
これはコンビニとしての役割を果たしていると言えるのだろうか?
・・・ということなんですが、伝わるかな💦
そんな風に感じることが、たまにあります。