遅ればせながら、大統領就任式
結論から申し上げますと、大変感動いたしました!
PCさえ死ななければもっと余韻に浸っていられたのに…くそぅ…完全に出遅れましたが、やっぱり書きたいので就任式について書きます。
※PCが死んでしまった時の話
お国柄なのか何なのか、「ショー」と言ってしまうと不謹慎かもしれませんが、こういうセレモニー的なものは本当に演出がうまいですね。
廊下を夫婦や家族で楽しそうに歩いてくるところから映すのもとても面白い演出だと思いました。できるだけリラックスしているところを見せたいということなのかしら。
バイデンのスピーチも良かったです。わかりやすかった。全部集中して聞けるほど英語力なくてところどころしかわからなかったんですが、それでも誠実さが伝わってきて良かったです。これからやらなくちゃいけないこと山積で問題もいっぱいあって心労も重なるとは思いますが、なんとか踏ん張ってほしいです。
ひとつ気づいたんですが、登壇されたみなさんの英語がとても聞き取りやすくていいですね。もちろん全部聞き取れたわけじゃないんですが、これくらいはっきり発音してくれてしかもそんなに難しい単語や文法を使うわけでもなく、丁寧にスピーチしていて、上流階級(?)の英語ってこういうものなのかなー、などと思いました。たまたまかな?
イギリスなんかは話し方で階層化されているってよく聞きます。アメリカは北海道みたいな感じで開拓地なのでその辺はフラットなんでしょうが、でも政治家なんてスピーチするのが仕事みたいなものですから、おそらくずいぶん訓練されているんじゃないかと思いました。
ガガ様の国家独唱も素晴らしかったですし、そのあとのアメイジンググレイスも感動しました。でも何といっても、今回かなり話題になったアマンダ・ゴーマンさんのスピーチ&詩の朗読は感動的でした。
家事をしながら何となく聞いていたんですが、彼女が話し出したところで手が止まりました。声もいいし、抑揚も心地よいし、本当に素晴らしかった。お姿もりりしくておしゃれでとても似合っていらっしゃいました。
美輪(明宏)様が、確か「オーラの泉」という番組で、確かフジコ・ヘミングさんだったと思うんですが、彼女の音楽が圧倒的なのは彼女の人生が反映されているからだみたいなことをおっしゃっていたのを何となく記憶しています。人間の感情は、言葉や楽器では語りつくせないものですが、人間が認識できるものに魂が乗って相手の心を震わせるのかもしれません。彼女はどんな人生を歩んでこられたんでしょう。
でも、一番何がよかったって、式典が最後までスムーズに済んだことです。
かなり懸念されていましたが、思ったようなことは起こらず、本当に良かったと思いました。リスク管理された方々と当日警備に当たられた方々、本当にお疲れさまでした。
最後に、どうでもいいおまけです。
今回、たくさんのコラ画像が出回っていまして、その中で私が秀逸だと思った二作品を備忘録代わりに載せておきます。涙出るほど笑いました。
— Adam Lin Cooper (@AdamLinCooper1) January 23, 2021
たびたびすみません
— 白鳥華麗子🗣🇯🇵🇺🇸 (@KareikoSiratori) January 23, 2021
せっかく作ったから見てほしくて…😂 pic.twitter.com/BsQkK3qDOi