エメラルドシティでの輝かない生活

シアトル近辺でオットと息子の三人暮らし.子育てと日々の雑感.

親族から突然の連絡は、だいたいあまりいい知らせじゃない

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笑いが幸福を招くのです

朝起きたら、親族から長文の LINE が入っていました。日本にいる親族です。

すごく眠かったんですが、通知を見た瞬間に飛び起きました。こういうの、だいたい良い知らせじゃないから。

 

平日でしたので、息子に朝ご飯食べさせなくちゃいけません。とりあえず、ご飯の支度をして、その日はまだオンラインで授業でしたので、息子が机に向かうところまで見送り、そしてそこから…LINE の確認です。

 

案の定、良い知らせではありませんでした。

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ボランティアに行った老人ホームのワンちゃん
すごく人懐こかった

※楽しくない話が続くので、以前撮った愛らしい動物の写真を挟んでみます。

20年近く前に、母は大病をして、かなり大きな手術をしました。突然倒れて救急車で運ばれたのです。運よくその時、行きつけの美容院にいたので、お店の人が何もかも手配してくださり、すぐに私たち家族に連絡が来ました。

大変難しい手術だったようですが、手術は無事に成功して、母は命を取り留めました。

父は母がいないと下着の位置もお金の下ろし方すらわかりません。母がいないと生きていけない人間です。手術が成功したとわかって、号泣していました(私は何となく大丈夫だろうなと思っていたので、とくに何の感情もなかったです…)。

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お友だちのワンコ
一緒にお散歩させてもらった

その後、定期的にお世話になった病院に検診に行っていました。今は隔月に1度だったわけですが、とうとう、今月の検診で、どうやら調子がおかしくなってきた、と言われたようです。

その付き添いの方の話によると、直近でどうこうということはないが、手術をしないと数年以内に死亡する可能性が高い、年齢的に手術に成功したとしても麻痺が残る可能性がある、ただ成功すれば寿命は10年以上に伸びる。

 

これで、案の定、父がものすごく落ち込んでいるようです。目に浮かぶようです。

母は話がうまく飲み込めないようで、「私は絶対入院なんかしないし手術もしない」と言い張っています。これも容易に想像できます。

まず、彼らとの話し合い自体が難しいという、手術云々以前の難しさがあります。想像しただけで頭が痛くなります。

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お友だちのネコさん

私の好みのタイプ

また、たとえ手術することになったとして、家のことをだれがやるのか問題もあります。前回は、私が平日だけ実家に泊まって父の世話と家事をやったのですが、今回はそういうわけにはいきません。

落ち込んでいて何も手につかず、そもそも家のことは何一つできない父です。母が入院&手術となると、父をどうするか問題がもれなくついてきます。しかもさらに問題なことに、父は年を重ねてますます頑固で意固地で横柄になっています。お世話するとこちらが精神的にやられます。

 

母が元気な時には、いざという時はお手伝いさんを雇うということも視野に入れて考えていたようですが、実際にこういう局面に対峙した時、一人きりで家にいることや他人を家に入れることを受け入れるのは難しいのではないかと思ったりします。

 

私自身もどうふるまうのがいいのか、どんな選択肢があるのか、これから探っていかないといけないなーと思っています。

私もそういう年齢になってしまったんですね。全員が元気であることのありがたさよ。

 

助けて、ドラえもん!

(やけくそ)

 

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