エメラルドシティでの輝かない生活

シアトル近辺でオットと息子の三人暮らし.子育てと日々の雑感.

当たり前レボリューション

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何した人かはあんまり知られてない

お散歩しながら英語聞いて韓国語聞いて…と語学頑張っていたはずなのに、いつの間にか楽な方に流れてしまい、今はコテンラジオを聴きながら散歩しています。めちゃめちゃ楽しい。歩きながらだと、かなり集中できていいです。

天才とは努力する凡才のことである by アインシュタイン

ですよねー。知っています。天才になれないただの凡人です~てへへ。

 

今回、お散歩で聞いていたのは、「当たり前レボリューション!それ、ホントに当たり前ですか?」です。

ポッドキャストもあります > Apple Podcasts

この3人が好きなら聞いても面白いかなーと思いますが、タイトルと中身がじゃっかんあっていなかったので、参考程度で。

 

これ聞いていて思ったんですが、自分が信じてきた「当たり前」って全然当たり前でも何でもないんですよね。フランス革命前は「人権」なんて考えなかったわけで、民衆も自分たちに人権があることすら知らなかったわけです。今だと当たり前に人権が保障されています。

 

そんな大きな問題じゃなくても、渡米以来、私は自分の「当たり前」がガラガラと崩れ落ちる音を何度も聞いてきました。

簡単なところでいえば、スーパーに賞味期限切れのものがそれも定価のままで平気で陳列されていたり、棚からシリアルバー出してその場でぼりぼり食べながら買い物をして、最後にレジでそのパッケージだけ出してお会計する人がいたり(衝撃でした)、ブドウを一粒もいで勝手に試食する人とか…グロサリーストアは当たり前レボリューションの宝庫ですね!

 

学校では、文房具はクラスで共有するので学校に持ってくる必要ないとか、昼休みは全校生徒がいっせいに外に出るわけじゃなくて学年で時間が分かれているとか、ランチは全員で「いただきます」と手を合わせることはないとか…

 

でもやっぱり一番の衝撃は、様々なルーツを持つ子供たちがいるということです。

ELL(英語が第一言語ではない子供たち)の生徒だけでなく、英語ネイティブだけど国籍はアメリカじゃないとか、白人だけど英語話者じゃないとか、本当に多種多様なわけです。もちろん、シアトルだからということもあります(ワシントン州でも内陸に行けば行くほど白人率が高くなります)。

こういうことは、日本にいたら気づかないです。自分もマイノリティになるということも。

 

自分の中の「当たり前レボリューション」が起こると、他人に対して少し優しくなれます。自分の見えている世界は当たり前じゃないんだよ、ということがわかれば、世界はもっと優しくなるんじゃないかな。

日本に帰ったら、日本語が不自由な子供たちのボランティアをしたいなーと考えたりしています(しばらく帰る予定はありませんが…)。

 

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初めてまともに見たんですが、すごくいいですね!新しい「当たり前」が定着してほしい。