久しぶりに、素晴らしいお天気が続いているシアトルです。
いよいよ一年で一番いい時期に来たか!と喜び勇んでおりましたが、水曜日をピークに、本日から徐々に気温が下がり、週末は15℃前後の雨予報です。
なんだよ15℃って。
今年はなかなか夏がやってきません。
私はあまりガーデニングには興味がないのですが、前の前のオーナーが丹精してくださったおかげで、お庭にお花が咲き乱れております。
お料理と同じで、どなたかが丹精してくださったものを愛でるのは得意です。
ずっと重そうなつぼみをつけていて、今か今かと待っていたシャクヤクが咲きました。
英語だとピオニーですね。でもやっぱり、シャクヤクの方がしっくりきます。
日本ではそんなイメージなかったんですが、こちらではとてもメジャーなお花みたいで、至る所よく見ます。お店でもよく売られています。大振りで見ごたえがあります。
昨年咲いた時もとっても嬉しかったです。
こちらはライラック(たぶん)。
アジサイもつぼみが大きくなってきました。こっちも楽しみ。
アメリカでもアジサイがたくさん見られて、最初はびっくりしました。シアトルではお天気のいい時期なので、雨に打たれる可憐なアジサイはそんなに見られないんですけど。
そうそう、花束に使われているアジサイを見たときは衝撃でした。アジサイを花束に使うなんて日本では発想ないですよね。見栄えがしてとてもきれいでした。
そして、その中でも嬉しい、とうとうバラが咲きました。
とても大事にされていたようで、現在のうちの大家さん(現オーナー)から、
バラは枯らさないでください🌹
という厳命を受けております。
特にこれといったことはしていないんですが、今のところ、毎年立派なお花を咲かせてくれています。バラがあるだけで高貴な雰囲気になるのは、バラがバラたる所以ですね。
余談ですが、バラと言えばやはり「星の王子さま」。
翻訳が美しいということもありますが、そもそも元の サン=テグジュペリさんの文章が美しくないと、こんなに素敵なお話にはならないでしょう。
私は、あまりにもこの小説が好きすぎて、暗記するくらい読みました。子供だったので、おそらく意味はあまりよくわかっていなかったのだと思います。ただ、この神聖かつ静ひつな世界観が、じゃっかん(かなり?)中二病気質のあった、めんどうくさい年頃の私にピタリとはまったのかもしれません。
私は内藤濯さんの翻訳で育ちましたが、現在は他の方の翻訳も出ているようですね。やはり名作はいろんな方の翻訳で、何度も何度もよみがえるのかもしれません。
翻訳者の仕事って軽視されがちですけど、作者と同じくらいの作家性がないとできない、才能あふれるお仕事だと思います。
せっかく太陽の光を浴びてお花に囲まれてとてもいい気分だったのに、今年の山火事はやばいぞ、というニュースが出ていました。
昨年だっていろいろ大気汚染が深刻だったのに、それよりひどい予測だそうです。
ここ10年のこの時期の平均山火事数は53件だったにもかかわらず、今年はすでに200件の山火事がおきているとか…えええ…
毎年、山火事がひどくなっています。
昨年だってこんなにひどかったのに、今年はどうなっちゃうんだろう…(泣)
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