昨日は睡眠不足で頭痛までしてきてしまって、このまま体調崩しそうだったので、早々に寝たうえ、さらに昼寝をアラームかけて30分のつもりが結局1時間寝てしまって夕飯遅くなったりしましたが、おかげさまですっかり元気です。
睡眠は大事ですね!
息子の現地校のホームティーチャー(担任のようなもの)から、4月上旬に突然メールが来ました。
本日の授業で、私が現在ガンの闘病中であることを生徒に伝えました。
対面授業が私にとって安全であるかどうかがわからないため、学校に戻ることはできません。とても難しい決断でした。私は、生徒がこの対面授業への移行をスムーズにできるようお手伝いしたかったのです。
生徒たちには、学校へ戻った後でも、私はいつでもあなたたちとつながっていることを伝えました。これからも、子供たちとの関係が続くことを期待しています。
また、子供たちはガンのような怖い話は、時として自分の家族を心配したりすることにもつながることがあるため、保護者の皆様にも、この件はお伝えしたかったのです。
対面授業が始まるかもしれない、という話を以前書きましたが、
息子の学区でも、いよいよ本格的に対面授業が始まることになりました。
本日、この内容を受けて、その先生から「後任の先生が決まりました」というメールが来ました。
すごく複雑な気分でした。
学校が再開されるのは喜ばしいことですし、世の中が平常に戻りつつあることのある象徴のようなものです。一方で、こういう問題に直面する先生もいらっしゃる。
わりと厳しい先生ではありますが、9月の始業前にひとりひとりに「みんなに会える日を楽しみにしています」というハガキを手書きで送ってくださっていました。
こういうアナログな手紙を、前時代的な方法で時間の無駄、ただの自己満足、みたいな言い方をされる人をよく見たりしますが、私はそうは思いません。子供たちにとって、物理的に目の前に存在する手紙のインパクトは大きいものです。
とても熱心な先生で、私はとても信頼を置いていました。
今、メールを読み返したのですが、一番最初にもらったメールには
勤続21年で、この仕事を愛しています。
子供が3人いて、一人は大学を卒業し、二人目は大学生、三人目は高校生です。
とありました。
ますます、何とも言えない気持ちになりました。
働いていらっしゃるくらいなので、そこまで深刻な病状ではないのかもしれません。
でも、先生が働き続けられたのはリモートだったからだと思いますし、できれば6月まで先生に見ていただきたかった、それが学校再開によって完遂できなくなった、というのは本当に残念なことです。
これを機に、治療に専念してほしい、という気持ちもあれば、病気によって自分が続けたかった仕事を思ったようにできなくなる無念さを想像すると、言い表しようのないきゅーっと締め付けられるような気持ちにもなります。
どんな物事にも良い面と悪い面があるとは言いますが、特に、コロナ禍ではそういうことがたくさんありました。これからもたくさんの、何とも言えない気持ちになることがあるんだろうなと思います。
たまたまお勧めに出てきて見た動画です。泣いてしまいました。
息子の先生にも、たくさんの希望があることを祈っています。
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