エメラルドシティでの輝かない生活

シアトル近辺でオットと息子の三人暮らし.子育てと日々の雑感.

野球観戦に感動した話 - 後編 -

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試合前から感涙

昨日の続きです。

われらがマリナーズは果たしてプレイオフ進出なるか!

 

昨日も書きましたが、金曜日の時点で、すでにマリナーズは自力進出の道は絶たれていました。

下記表は金曜日時点のもの。ヤンキースは安定の1位ですね。

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AL Wild Card Race as of Oct 1st
MLB.com より

この表の後、ヤンキースとレッドソックスが91勝、マリナーズとブルージェイズが90勝で並んで日曜日を迎えました。混戦です。マリナーズがプレイオフに進むには、絶対に勝つプラスヤンキースかレッドソックスが負ける必要があります。

 

日曜日の試合を私たちは見に行くことになったわけですが、前日の土曜日に、あのまま負けていたら、一気にこの試合の価値が下がって、おそらく選手のモチベーションも下がっていたと思われます。でも、首の皮が一枚つながりました。

 

さあ!私が初めてみた満員のスタジアム!もうこれだけで泣きそうでした。

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満員のT-Mobile Park
みんなちゃんとマスクしている

古参のシーガーの息子さんが始球式(?)で投げて、お父さんがキャッチ。泣く。実は、彼はマリナーズでの契約がこの日が最後でした。

その後の国歌斉唱も、この満員のスタジアムで下から響いてくるような歌声にまたまた涙腺が…試合始まってもいないのに、本当にヤバいですね。オペラ歌手がお二人でハモったりするんですもん。

 

そこでわれらが大谷です。本日トップバッター。

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いきなりホームラン

2球目でいきなりホームランでした。スタジアム全体が「え?」という空気に包まれました。しーんとしたフィールドを淡々と走る大谷。やっぱりかっこいいわー。

いいもの見られたので、これでマリナーズが勝ってくれれば最高です。

※このあと大谷は、三振と敬遠で、ボールを前に飛ばせたのはこのホームランだけでした。

 

序盤、エンジェルスに負けていたものの4-2でなんとか踏ん張っていたのですが、7-2まで引き離され、満塁でも1点しか取れず、前日大活躍のハニガーも全く打てず、気づいたら7-3で負けました(号泣)

負けるべくして負けた試合でした…大事な場面でのエラーも痛かった。

 

でも、8回が終わったところで日曜日を最後に去るシーガーにチームメイトがハグしていくシーン、最後のバッターをスタンディングで応援するファン、みんな最高でした。

スタジアム全体が温かい雰囲気に包まれて、満員のスタジアムがこんなに感動的だということ、このラッキーチケットに、感謝しました。そしてチケットを取ってくれたオットにも(不本意ながら)感謝です。

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シーガーと大谷(偶然)

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Thank you!

試合中、他の試合結果も掲示されていたんですが、序盤からずーっと5-1で負けていたレッドソックス(同じくプレイオフを争っている)が、最後の最後で大逆転(7回で同点、9回で逆転)、7-5で勝っていました。ボストンは最高だったんじゃないでしょうか。

オットが言っていたのですが、シアトルのT-Mobile Park と、ボストンの Fenway Park がちょうど I-90 でつながっているんだそうです。I-90 の向こうで、ボストンは大騒ぎだろうな、と帰りに話していました。

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車で45時間!

余談ですが、レッドソックスのこの日の試合は、ナショナルズのホームグラウンドだったので、Fenway Park ではありませんでした(笑)

なんとも規模の大きい話ですね。

 

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